2009年8月9日日曜日

ひとときの幸せ

このところ朝日が部屋に差し込んでいる光景をほとんど見たことがありません。

7階のベランダ越しに眺める路面はしっとりと濡れていて、走り去る車も水を切ったような音を立てています。例年にない日照不足で、農作物への影響が出始めていると言います。100年に一度の不況に輪をかけて、食生活をも圧迫するようなことにならないで欲しいのですが、お天気ばかりはどうしようもないですね。

この1週間は、展示の準備であまり表には出ていなかったのですが、やはりあまり気持ちのいいものではありません。100%に近い湿度がそれほど上がっていない気温でも、じっとりと暑さを感じさせます。


そんな折、昨日、東京の知人から明日仙台へ遊びに来る旨のメールが届きました。以前からこの日に来る予定にはなっていたのですが、当日間近までどうなるか分からないことが最近は多いので、昨日のメールは改めて嬉しい便りでした。

先月も東京からの来訪があったので、連月での来訪になります。彼ら(夫婦ですので)は男性の方が、短い期間ですが僕の部下でした。また当時、会社には演劇活動をしている古澤君という男性がアルバイトに来ていました。僕も彼も古澤君とは仲が良く、彼は奥さんをつれて、古澤君の出演している芝居を観に来ていました。

僕もいつも芝居を観に行っていたので、終演後何度か一緒にご飯を食べたり、自宅にも遊びに来たりしました。奥さんは、とても気がつくかわいらしい女性で、彼には大変失礼ですが、一緒に芝居を観た時は、その後に奥さんとの話が出来ることを楽しみにしていました。
彼には仕事で上司らしいことを全然行っていなかったので、申し訳なかったかなとも思っています。

彼らは今日の夜、バイクで東京を発って、途中一泊後、明日朝に仙台へ向かうそうです。
天気が悪いので、とにかく無事に来てほしいですね。

そんなわけで、明日の夜は、とても美味しい話と食事が出来そうです。

こんな話を書いていると、昔の部下を強制的に呼んでいるように思われそうですが、そんなことは一切ありません。

お互い、会えることを楽しみにしている、ただそれだけです。


そして、そんなひとときが持てる僕はきっと幸せなのだろうと思います。

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