2009年10月24日土曜日

「aeroTAP」

昨日の続きのようですが、YouTubeでこんな動画がありました。

http://www.youtube.com/watch?v=UelOXuLQwCQ

ちょっと調べてみると、「マウスに疲れたらジェスチャで―― PC を空中で操作する「aeroTAP」をネクステッジが開発」とあります。

「離れた場所から Web カメラを介して簡単なジェスチャでコンピュータを操作できる、非接触型のインターフェイス。リモートコントローラは必要ない。汎用の PC の既存の汎用アプリケーションを、を安価な Web カメラのみで操作できるようになる。」とも書いてあります。

実際、YouTubeの動画では、Web カメラが操作している人間の手の動きを認知し、位置情報をコンピュータ側に返しているように見えます。レスポンス的にはどの程度実用化出来るレベルなのかは分かりませんが、モニターがもっと巨大(投影されたものでもよいが)で、3Dで目の前にあったら、「ミッション・インポッシブル」(特に好きな映画ではありません)の世界に近づくような気もします。

ネクステッジって筑波にある従業員12名(2007年会社案内による)の、いわゆるベンチャーなんですかね。会社概要には、「ソフトウェア製品のグローバリゼーション("G11n") - インターナショナリゼーション("I18n")およびローカリゼーション("L10n") - に関するスキルに特化したサービスを提供します。」とありますので、ソフトウエアを開発した環境とは違った環境(外国や異文化)へ適合させるための翻訳家のような立場と言ったらいいのでしょうか。

最近はあまり聞かなくなりましたが、「スキマ産業」という言葉が頻繁に使われる時期があったように思います。一般受けではないけれど、それなりの需要もあり、困ったところに手が届く的な商売ですね。ネクステッジも、そういう意味では「スキマ産業」のような範疇に当たるとも言えます。

人のスキを突くと言うととても悪い印象しかありませんが、このような発想は大手ではほとんど出来ないと思いますので、率直に良いことだと思います。
なんとなくですが、体の不自由な方とかにも活用出来そうですしね。

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