2009年10月4日日曜日

楽天イーグルス 球団初のCSシリーズ進出決定

今日のトピックスは、やっぱり楽天イーグルス球団初のCSシリーズ進出決定です。昨日は9連敗中の西武、帆足投手を打ち崩しての勝利とあって、喜びもひとしおだったと思います。創設5年目でAクラス入り、野村監督は就任4年目という早すぎる快挙ですね。

かつて、野村監督自身が話していたように、自身のチームを「野村再生工場」と表して、いくつもの弱小球団を強くしていきました。楽天にしても、戦力的には他のチームと比較しても圧倒的に劣ります。本塁打はリーグ最下位、得点と失点の差は何と-15。防御率もリーグ4位(いずれも10月2日時点)だそうです。しかし、少ない持ち駒を的確に使い、つぎはぎでも結果を出したと言えます。

ヤクルト時代に「ID野球」と言われ、選手個々の長所を引き出し、データ重視で相手チームの弱点を突くやり方は、今でも変わっていないと思います。選手とのコミュニケーションは、見た目は決して良いとは言えません(試合中のベンチでの説教やぼやき等)が、やはり野村監督の人柄なのでしょうか、非常に良い刺激になっているように感じます。

さて、リーグ戦2位以上になると、仙台でCS開催になります。テレビ放映権も含め、地元での盛り上がりは必至ですね。地元以外の集客も見込めるので、経済効果としても上がるのではないでしょうか。
プロスポーツ界では、J2サッカーや昨日開幕したbjリーグのバスケットなど、ここ数年で仙台を本拠地とするチームが活躍し始めています。他チームからの補強もありますが、自チーム内での育成が大きなカギを握っているように思います。

状況的に中央に出ていかなければチャンスが得られなかった時代から、確実に進化しているのです。
僕は、中央と地方において人材の優劣はないと思っています。事実、東京で活躍している人のほとんどは地方の出身者です。環境は徐々にでも整いつつあります。

確かに環境と経験値は、人材育成の大きなファクターですが、それ以上に個々の意志や情熱といったところが一番大事ですからね。

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