2009年11月20日金曜日

僕とpolkaのルーチンワーク

ホント、寒いですね。昨日は関東では日中でも10℃を下回るほどだったと聞きましたが、仙台も自転車に乗っていると手がしびれるような感覚を受けます。僕もついに一昨日の夜から、ガスストーブのスイッチを入れてしまいました。出来るだけ先延ばしにしていたかったのですが、一番の理由は、部屋に戻った時、いつも撫でているpolkaの体がとても冷たかったからです。


僕がいない時のpolkaがどんな行動をしているかは分かりませんが、大抵は寝ているのだと想像出来ます。polkaは夜、部屋のドアの鍵を回す音に反応し、いつもドアが開くのを待っています。そして、僕の姿を見るのと同時に、やっと戻ってきたとでも言っているかのように、一声鳴き、体をすり寄せてきます。

その後は、水と餌の要求に移ります。まだ充分に残っている水と餌の容器の前にすくっと立ちながら、上目遣いに僕を見つめた後、交換しろと鳴きます。僕は少しじらすように、2度目の鳴き声を待ちます。それから、2度目の鳴き声を聞いた後、おもむろに水と餌を交換するのですが、交換している間は、polkaは関係ないとでも言いたげに、離れたところでうろうろとしています。

そして、少し経ってから交換された容器に近づき、新しいものであることを確認してから、ようやく食べはじめます。そのあとは、さも当然と言った顔つきをしながら、今日のお気に入りの場所へ移動して、食後の胃を休めるようにゆったりと寛ぎます。もうその時点では僕はどうでもいい存在になっているかのようです。

この一連の行動はpolkaにとっては、長年続いているルーチンワークです。生存の為のルーチンワークと言ってもいいのかもしれません。年齢を重ねてもこの変わらぬ行動が、polkaの体の状態を示してくれています。ときどき起こす便秘状態の時は、この行動をしないことが多いですから。

ルーチンワークと言うと何かネガティブなイメージを受けますが、長い期間同じことを同じように繰り返し行うことはなかなか出来ないものです。僕なんかはとても面倒くさがりなので、毎日しなければならないことを、忙しさにかまけて先送りしてしまうことが頻繁にありました。

物事には優先順位があり、その結果として当たり前に日々行わなければならないことを反故にする場合は仕事ではよくあることです。そのため、一般的にはルーチンワーク的な物事をより簡単に短時間で片付けられるようにしようと考え、システムとして取り入れてしまうわけです。

でも、まぁ、毎日行われるこのやりとりを、polkaがどう思っているかは分かりませんが、僕自身はただのルーチンワークとは思っていません。今日も部屋を出るときに、違う場所で寝ていましたが、それはそれでいいのです。また、今夜行われるであろう、ある種儀式のようなひとときが、僕自身の生存のルーチンワークでもあるのです。

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