2009年12月14日月曜日

ハービー・山口スペシャルイベント 無事終了です。

ハービー・山口スペシャルイベントが無事終了しました。


当日会場で直接申込をされた方も含め多くのお客様に来ていただけたこと、心よりお礼と感謝の気持ちでいっぱいです。有難ございました。

ハービー氏のフランクで温かい言葉に真剣に聞き入るお客様のお顔を見ているだけで、何か胸に込み上げるものがありました。また、第一線で活躍される写真家であるハービー氏と直接語り合える場を作れたことは、その光景を見ているだけで僕自身企画した甲斐があったと感じられる瞬間でもありました。

内容は多岐に渡り、ハービー氏自身の生い立ちから、写真家になろうとしたきっかけ、Londonでの生活、そして写真家である前にひとりの人間としての在り方や方向性など、時にジョークも交えながら、珠玉の時間を過ごせたのではないかと思っています。またサイン会でのハービー氏の丁寧な受け答えに対するお客様の笑顔を見ていると、こちらまでついほくそ笑んでしまいました。

僕が一番感じたことは、ハービー氏自身のリベラルな姿勢とやはり人との出会いが大事なんだなということです。ネット社会や昨今の経済不況により、ややもすればその人間関係まで希薄になってきていますが、人間生身で語り合ったり、触れることがもっとも重要なことだということです。至極当たり前のことですが、改めてその大事さを感じました。

ギャラリーを訪れた何人かの方に、こういうギャラリーという場所で、長い時間話をしてくれる人に会ったことがありませんねと言われたことがあります。いくらかのビジネス・トークはありますが、僕はそれよりも、もう二度と訪れないかもしれないこの時間を出来るだけ楽しんでもらい、作品や作家への興味や捉え方などの手助けになればとの気持ちが強いだけなのです。これも、無意識に人との出会いを大切にしたい気持ちが働いているのだと思います。

会場ではPC操作をしていたので、場内の様子の画像がありませんが、その前にギャラリーでのハービー氏の画像がありますので、アップしておきます。




最後になりますが、今回のイベントで司会・進行を快く引き受けて頂いた、ブリッツ・インターナショナル代表 福川芳郎氏、僕なんかよりよっぽどしっかり仕事をこなしていたデザイナー学院の小倉君、遠藤君、日野さん、ギャラリーオープンからお世話になりっぱなしの宮城県芸術協会の小出さんに、心より感謝致します。


会期はまだ2週間あります。皆様お誘いあわせの上、是非、オリジナル・プリントを見に来て下さい。ハービー氏へのメッセージも会期終了まで行うことに変更し、その後おひとり様を選考させていただき、写真集を進呈する予定です。

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