2009年12月21日月曜日

最終週です。

昨日も少し冒頭で書きましたが、今週でハービー・山口写真展が終了します。終了間際のこの時期にはいつも寂寥感のようなものを感じてしまいます。まだまだ、満足感よりも強いのが正直なところです。


今回はイベントでの反応も良く、新たなお客様も見えられるようになり、自分自身も楽しみながらの写真展であったような気がします。イベントに参加出来ずに残念だったとかもう一度ハービーさんにお会いしたいとか、そんな言葉を聞くたびに素直に嬉しく思います。

それでも、写真を撮る、撮らないに関わらず、もっともっと多くの方に作品の魅力を伝えたい欲求が日増しに大きくなっていることは確かでした。

最近は天候も悪く、来てもらえるだけで有り難いと思っているのですが、そんな中訪れたお客様がどれほど楽しんでもらえたかもとても気になります。このような展示会は多くの場合、そのエンタテイメント性よりもアート性が優先し、何か難しいもの、見てもよく理解出来ないものと思われがちです。実際、そんな展示会が多いのも確かですから、自然とそんな方程式のようなものが成立しているんだと思わせられている感はあります。

僕は、先ずは純粋に自分が感じたものを優先させてほしいと思っています。演出的にテーマ性を導き出すように、展示・構成している部分はありますが、結局は自分自身の感性や経験や思いといったものから、作品に対峙し、感じたものに嘘はないはずです。

その解釈が、たとえ世間一般で言われているものと違っていても、全然構わないのです。本来アートは自由奔放なもので、表現者はもちろん観賞する人々もその枠に捉われない感じ方があってしかるべきなのです。

偶然にも、これを読んでしまった皆さん、一度来られた方でも、2度目は新たな発見があるかもしれません。ですので、何度でも見て、感じて下さい。

最終日27日は日曜ですが、通常通り営業しています。

もちろん、連絡をいただければ、時間外でも出来る限り対応させてもらいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿