2009年12月24日木曜日

ほんの少しだけセンチメンタルな夜

昨日の続きになりますが、polkaは一応無事施術を終え、部屋で休んでいる状態です。


実は、昨日ブログをアップした直後に病院から電話があり、かなり大暴れしたらしく、鎮静剤を打ったとのことでした。
何も分からないまま、意識もはっきりした状態で、勝手に自分の体をいじくりまわされるわけですから、人間でも抵抗してしまうと思います。だから、部屋から病院へ、そして病室の中までものすごくおとなしかったことがむしろ不思議なことで、僕も医師にはかなり暴れると思いますと言って、病院を一旦後にしたのです。

しばらくして、決められた時間に病院に行くと、施術はほぼ終了していました。最後の仕上げといったところです。待合室には、静かな様子でキャリアに収まっている猫を連れたカップルがいました。心配そうに猫の背をなでている女性を見ていると、彼らの気持が今は分かるような気がしました。しばらくして、そのカップルの診察が終了してから、医師からの説明を受けました。

医師はまだ30代とおぼしき男性で、診察室に入るとすぐに鎮静剤を打ったいきさつとpolkaに引っかかれた腕の傷を見せながら、医者として恥ずかしい話ですと言っていました。僕は単純にpolkaがけがをさせたことで、申し訳ないなと思い、すみませんでしたと何度か言ったのですが、そのたびにこちらこそプロとして恥かしいですと話していたのが印象的ではありました。

症状は、一時的な脱肛と、内腿の筋肉がだいぶ細っていることで、いきむ力も弱ってきた為に肛門が蓋された状態になったとのことでした。便はかなりの量が溜まっていて、小さなビニール袋に入れてあるものを見せられました。お持ちになりますかと言われましたが、それは丁寧にお断りしました。(持って行く人っているのかなと思いながら)それから、脱肛は一時的なものなので多分心配はないと思うが、えさと水やりを改善して下さいと忠告を受け、無事病院からpolkaを引き取った次第です。

たしかに、polkaは水を飲む回数が少ないので、普段の便も固くコロコロしたものでしたから、思い当たる節は充分にあります。それと、やはり年齢の影響は、見た目がそれほど変化なくてもあるんだなということ。自身も含めて考えさせられました。

今、polkaは昨日かなりお腹の中をいじられたので、じっと体をいたわるように大人しくしています。じき回復してくれるとは思いますが、まだまだ心配ではあります。

それと、やはり同時進行で年を重ねているんだなという実感みたいなものを、初めて感じましたね。何を思っているかは分かりませんが、僕の素をいつも見ている唯一の生き物ですから。そんなことを考えながら、昨夜はほんの少しだけセンチメンタルな時間を過ごしたのでした。

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