2009年12月28日月曜日

ハービー・山口写真展 無事終了です。

昨日でハービー・山口写真展が無事終了しました。ご来廊ならびにイベントに参加された多くの方に感謝いたします。昨日も17:00以降に滑り込みで見に来られたお客様がいらっしゃって、閉廊は20:00頃になりました。本当に有り難いことです。


メッセージについても、50名程になりました。最初はなかなか書いていただけず、どうしたものかと思っていたのですが、次第に記入して下さる方も増え始め、内容もイラストや装飾に凝ったものがあり、皆さんのお気持ちが直に伝わってくるような温かいものばかりです。思いのほか、クレヨンを使用されている方が多く、幼少の頃を思い出されているようでもあり、とても真面目に用紙に向き合っているような印象も受けました。こちらは、一旦ハービー氏へお送りして、1名を選考してもらいます。おそらく1月中旬には結果が発表できる予定ですので、楽しみにお待ち下さい。

作品に対しての趣味、嗜好がありますので、見に来て下さるお客様の顔ぶれが会期ごとに違うのは当たり前と言えば当たり前なのですが、今回も古くからハービー氏の写真が好きだった方はもちろん、DMのイメージに興味を持たれて初めて写真展に来られる方など来られる理由は多岐に渡っていました。これも、ハービー氏自身と作品本来の魅力に他ならないと思います。

オリジナルプリントの力強さや美しさは、実際に見てみないと分かりません。写真集はそれとは別の形での表現媒体ですので、それはそれで魅力があります。ご購入された方は、写真集を見返すたびに、会場に足を運びそれぞれのオリジナルを目の当たりにした時の感覚がよみがえってくると思います。

僕にとって、ハービー氏の作品は、愛と希望と人の暖かさ、そして、その時々、瞬間であっても最も大事だと思える繋がり(えにし:縁)を感じます。以前、井上ひさしさんの戯曲の台詞を紹介したことがありますが、まさに人が生まれ、何か大きな力のようなものに導かれ、かけがえのない人たちと出会えることは奇蹟そのものであり、その言葉を具現化したイメージが作品となっているのです。

今回ギャラリーを訪れて下さったお客様の多くは、本当に初めての方です。偶然何かでギャラリーを知り、写真展に興味を持たれ、重い扉を開けてくれた方々です。

繰り返しになりますが、来ていただいたことに心から感謝いたします。

今後も、感動や驚きを体現出来るような作品、空間を紹介していきますので、
いつでもお気軽にお越し下さい。

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