2010年1月2日土曜日

当たり前に食べられること

新年2日目。


昨日未明から風が強く、部屋の窓ガラスがバタバタと声を上げています。築30年の鉄筋マンションなので、多少スキマ風が入っているような気もします。polkaも時々顔を持ちあげて窓の外を眺めています。

天気は良いので、今頃は初売りに出ている人も多いのかと思います。仙台の初売りは全国的にも有名で、僕がいた頃は3日が初売りだったと記憶しています。前日から徹夜で並んでいる人も出るほどで、まさに一年がこれから始まるんだというお店の気概が感じられました。

最近は地元色も若干薄れてきているような気もしないではありませんが、コンビニやスーパーが元日も休まず開いていますので、それはそれで仕方ないことなのかもしれません。でも、正月、元旦から食料が買えたり、お店でご飯を食べられたり出来るようになってからは、一人暮らしの方にはすごく便利になりましたね。僕的には気持ちが楽になったというか。

僕も一人暮らしが長かったので、東京でも正月が休みになった時は、さて、晩ご飯はどうしようかと思ったことがよくありました。実際、自分で料理もしなくなり、正月用の食料買いなんか出来ないほど年末ぎりぎりまで仕事をしていたりしていたので、ほんと困りました。

でも、もう10年近く生活感のない生活をしていたので、部屋に炊飯器がないことも当たり前のようになってしまい、冷蔵庫に飲み物しか入っていないこともごく自然に思えていたのですが、去年仙台に戻ってからは、近くにある実家で食べさせてもらっているので、だいぶ食生活も変化しました。

食べる事って、人のもっとも基本的なことなので、それが一変すると肉体的な部分はもちろん、気持ち的にも変わるものだと思います。今はお腹周りが少したるんできましたが、ほんと有り難いことだと感じています。あまり口に出して言えないのですが、いつも感謝しているのですよ。これが当たり前だと思わないように。

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