2010年2月12日金曜日

やっぱりエレベーターは苦手です。

やっぱりエレベーターは苦手です。


変な書き出しですけど、マンションのエレベーターはどうにも馴れません。閉所恐怖症というわけでもないし、高層ビルはとても好きで用事もないのによく上っていたりしていたのですから、他に理由があるのだと思います。

そんなわけで、これまで僕が住んでいたアパートやマンションは低層でエレベーターもないものでした。仙台での部屋探しにあまり時間がなかったこともあり、広さと賃貸料の兼ね合いから選んでしまったのですが、エレベーターでの上り下りはやはり好きにはなれません。

公共や居住区のないビルは、それこそ不特定多数の人間が乗るもので、しかもほんの数秒ではありながら、見も知らない人と密室状態になるわけですから、よっぽどそちらの方が危ないような気もしますが、そんな場所ではあまり気になりません。むしろ、今自分が住んでいるとか知り合いがいるようなマンションの方が妙に気になり、出来るだけ一人で乗るようにしています。

それから、途中の階で止まったりするとその度にドキリとしてしまいます。扉が開いた瞬間に時間が止まっているような感覚を覚えることもあります。大抵は、何事も無く降りるわけですから、単純に人見知りなだけなのかもしれません。

また、時折エレベーターに乗り込んだ際の残り香が気になることがあります。気になると言うか、何か生活感を感じてしまうと言うか、そこに居たであろう人を勝手に想像してしまう傾向にあるようです。特にマンションは、同じビルで時間を共にしているのですが、隣の人も分からないような状態です。もちろん、部屋の中は全くのプライベートな空間なので、そこで何が起こっているかは知る由もないのですが、そのひとかけらがエレベーターという特殊な空間に運ばれてくるような感じがするのです。

こんなことを考えているのは僕だけでしょうか。

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