2010年2月4日木曜日

polkaは元気です。

いやぁ、寒いです。昨晩も刺すような寒さに震えながら、自転車に乗っていたのですが、今朝はまた一段と寒さが強くなったように感じます。このところ、陽が射していても雪が舞っていたり、雪解けの水たまりが夕方過ぎには凍っていたりして、仙台も立派に北国であることを意識させられることが多いですね。


そんな中、polkaは年末のフン詰まりからすっかり癒えて、調子が良さそうです。猫はこたつで丸くなると言われているように、寒さにはそれほど強くはないので、僕が部屋にいない時は、ベットにもぐり込んでいるようです。それでも、夜部屋のドアを開けると、すでに起き出してきて、目の前で出迎えてくれています。

東京で借りていたマンションは、4階建で1フロア1世帯というちょっと変わったところで、しかも1階が駐車場だったので、合計3世帯しか入居していませんでした。2階に住んでいた僕はある時部屋にpolkaと友人を置いて、外に買い物に行ったことがありました。買い物を終えマンションへ戻り、1階の共同玄関のドアを開けた瞬間に、polkaは部屋の玄関ドアまで走りその前で待っていたと、一緒に残された友人が話していたことがあります。

また、僕ひとりだけではなく遊びに来た人なんかと一緒に玄関ドアを開けた時は、必ず奥の部屋に隠れていました。その人が自分に安全な人かどうかを先ず確認しているようで、決してドアの前で待つことはありませんでした。マンション自体に滅多に人が入ってこない事もあったので、余計そうだったのかもしれません。

最近は休みの日に昼間一緒にいることが多く、自然にその行動が目に入ります。日常茶飯事的に起きている音(テレビや音楽など)にはほとんど関心を示さず寝ているのですが、ある特定の音については非常に敏感で、特に廊下を歩く人の足音やドアを開け閉めする音がするとすぐに首をもたげます。

元来、polkaは臆病で、人になつくことがありません。ですので、他人にとってはかわいくもなんともない猫だと思います。僕に対しても、それほど甘えることもありませんし、すり寄ってくる基準は自分が心地よいかどうかのような気もします。競争も無くとても正直すぎるほどの生き方なので、多分このまま外に放り投げられたら生きていけないと思います。全幅の信頼と言えるほど大層なものではありませんが、今のこの状況が永遠に続くものと疑っていないようにすら感じます。

一方、人は…と考えると、ちょっとだけ気が滅入ります。でも、誰の心にももっとシンプルに素直に生きていければという想いがあるはずです。また、そんな自分の気持ちに逆らわずに生きるというか、そのことを考える行為だけで、それで良しなんだろうと感じます。

そして、それは年齢や経験に依存しないものだと、僕は思っています。

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