2010年4月15日木曜日

「宇宙から見た地球は想像以上に美しかった」

「宇宙から見た地球は想像以上に美しかった」


国際宇宙ステーションに滞在中の山崎直子宇宙飛行士が、昨日、記者会見で話した言葉です。宇宙で捉えた地球の姿を、普段僕たちは映像や画像で見ることは出来ますが、もう幾度となく見ている山崎さんをしても、その美しさは格別であったわけです。

多くの宇宙飛行士は、地球外での滞在を神秘的、スピチュアルなものと感じ、その経験から地球に戻ってからの生活感に変化を及ぼすと言われています。それほどまでに美しく、青く輝く地球の存在を、僕たちは日頃常に感じながら生活しているかと言うと、そうではありません。

広大な宇宙のスケールで考えれば、ほんの一歩にも満たない場所にいて、自分自身を眺めているようなものなのですが、その一歩はとてつもなく大きなものなのですね。しかも、現在はほんの一握りの人だけが経験出来ることなのですから、地球にいる僕たちにはその感覚はまさに想像出来ない程だと思います。

それでも、僕たちの周りにもまだ知らないだけの美しいものや尊いものが、たくさんあるはずです。そういう小さな感動や喜びの積み重なりが生活の糧ともなっています。そんなきれいごとだけで生活なんて出来ないよとどこかで聞こえてきそうですが、誰しも辛く、苦しい毎日を過ごすことが人生なんだとは考えていないと思います。

先ずは、自分自身の中で小さな一歩を踏み出し、自分を見つめることから始める。

そこから、焦らずにゆっくりと。

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