2010年5月1日土曜日

これがほんとの五月晴れ。

これがほんとの五月晴れ。


思いっきり光が射している朝って、やっぱり気持ちがいいです。こころなしか大通りを通り過ぎる車の量も少なく、休みの朝の雰囲気がまたよいです。

テレビに映し出された弘前城の桜の様子を見ながら、そう言えば今年は桜を見に行くことがなかったなと思いました。例年は、近くの公園にも桜があったので、毎朝通勤時に中を抜け、満開に咲く木の下を歩いたり、散った後一面白模様になった地面を横目で見ながら、春から梅雨へと移りゆく季節感のようなものを感じていました。

季節感を感じるものは人それぞれ違うと思いますが、僕の場合は路上に咲く花だったりするわけです。今はもう土のある場所が限られていますから、わざわざそういう所に行って、自然の一部やその空気感を味わうこともありますが、都市の中にぽっかりとある公園を見つけたりすると、自然とその方向に行ってしまいます。

もうすっかり葉も落ちた木々だけであっても、何故か惹かれてしまいます。近くに住んでいるであろう親子や散歩途中のご老人の姿が、木漏れ日の中照らし出されている光景を見つけたりすると、ますますその思いは強くなります。

仙台は杜の都と言われているように、緑が多い街並みです。それでも、何故かそんな光景を見ることがあまりありませんでした。僕の行動範囲が限定されていることが理由のひとつなのでしょうが、何か寂しい感じがします。

僕自身余裕がないだけなのかな?

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