2010年5月2日日曜日

ようやく昨夜からガスストーブを止めました。

ようやく昨夜からガスストーブを止めました。とは言っても、若干寒いのでブランケットを取り出して、腰から下を暖めていましたが。去年の今頃はすっかり春模様だったような気がしますので、この調子が続いてくれないかと願っている次第です。


僕は元来痩せ型なので、寒さには弱いのです。昔は冬場、仙台に来るたびに、寒い、寒いと言っていましたが、住んでしまうようになってからはそうも言っていられません。ギャラリー内は作品もあるので、常に23℃の設定で空調していますから、全く寒くないので非常に快適です。入って来られるお客さんは、作品より前に暖かさに安らぎを感じるようです。

でも、ひとたび外に出ると状況は一変します。冬場でも自転車を愛用するようになってからは、特に風の冷たさを指先や顔に感じます。手袋なしで乗るようになったのも、ほんの数日前からです。東京からほんの300km北に行っただけで、これほど違うんだと、今年は生身で体験出来ました。

昔から環境は人を育てるとか変えるとか言いますが、実際その通りだと感じたのは久々のような気がします。やはり、雨や雪が降ったり、寒かったりすると外に出たくなくなるし、出て行く理由が必要になりますね。これも人それぞれ優先順位みたいな所は必ずあるわけで、生活に直結しているものから順番に並ぶのが普通です。

当然ギャラリーのような場所は、ずっと下の方になります。でも、日常のわずらわしさや仕事に追われがちな毎日を送っているような方には、最適な場所です。それは、作品と向き合う事から得られる安らぎや癒しといった感覚に、直に触れることが出来るからです。また、普段とは違った思考や感情の揺れのようなものは、生活に潤いや余裕を与えてくれます。

ようやく暖かくなってきました。コートを脱ぎ捨て、街に飛び出し、ほんの少し心を開放させることもとても良いことだと思います。

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