2010年5月21日金曜日

今の僕は・・・。

今日は朝から既に暑くなる雰囲気です。ギャラリーの前を足早に過ぎていくスーツ姿のサラリーマンの人たちは、大変かもしれません。僕はここ10年程、スーツなるものを着る機会がほとんど無く、多くても年に2回から3回程度です。冠婚葬祭の時は、勿論それなりにしますけど、それ以外は普段着のまま通勤もしていました。


ほぼ内勤で、会社ではユニホームだったこともあり、朝晩着替えればそれで良かったのです。でもそれ以前は、外回りもしていたので、一応スーツなるものを着て、毎日通勤していました。その頃もユニホームはあったのですが、大抵はシャツの上に羽織るような感じで、夏場でもネクタイはそのまましていました。今は、クールヴィズなんてこともあり、そんなこともないのかと思いますが。

今はどうなのかと言えば、朝から寝るまでほぼ同じスタイルです。部屋着に着替えることもあまりしません。というより、ただ着替えるのが面倒なだけなのだと思います。そう、かなり無頓着なんですね。

20代の頃は、それでもファッション雑誌(メンズクラブは良く見ました)なんかも見たりして、アイビーやらトラッドやらにはまったりもしましたが、今思うと気恥ずかしくなります。元来、着飾ること自体、あまり好きではないのです。もちろん、ファッションはその人の個性でもあるので、全てを否定するわけではありません。基本、自由ですから。

それでも、こうしてギャラリーを開き、お客さんと接したりするようになってからは、本当にたまにですが、どういう風に見られているのだろうかと思う事はあります。やはり、第一印象は見た目が一番強烈に残りますからね。多分、変なおやじぐらいに見られているように思いますが・・・。

でも、それはそれで良いと僕は考えていて(違うよと言う人はいますが)、体裁も含めてあまり飾ることが無いようにしています。なので、初めて接する人(ほとんどがそうなのですが)にも余計なことを言ってしまっているなと感じることがよくあります。それでも、もしここで話しておかないと、もう二度と会えないかもしれないし、何より今自分がこの話をしたいんだなと思えることの方が大事な気がするのです。

そう、言葉もファッションのような気がします。人は時代の流れや自分の立ち位置なんかに左右されながら、大概話す言葉を選んでいます。それは個性として顕著に現われてしまうものだからですね。自分自身の感情をストレートに言葉として発すること自体、とても難しい今だからこそ、僕は出来るだけ余計なものは省きたいと感じています。

もし、ギャラリーにみえられて、失礼があったら、ここで謝っておきます。

今の僕はそういう人なのですから。

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