2010年5月27日木曜日

作品を発表すると言うこと。

昨日午前中に、7月開催予定の”Story vol.1”企画 木戸孝子写真展"The Ordinary Unseen"の案内状が出来上がって来ました。それがこちらのイメージです。

オフセット印刷時の色再現は難しいこともあり、実物はこのイメージよりも若干赤が被っていますが、とてもシンプルな感じになっています。打ち合わせも兼ねて来ていただいた木戸さんも満足された様子でしたので、一安心といったところです。


打合せはいつもギャラリーで行っているので、毎回足を運んでいただいていて、ホント申し訳ないなと思いながら、ついつい甘えてしまっています。打合せは時間の長さが感じられない程、とてもスムーズに進められていきます。それはおそらく、木戸さん自身の人柄の良さと物事に対する公平さ、そして常に前向きな姿勢によるものだといつも感じています。

結構話が脱線することもあり、僕もグチのような事を話したりするのですが、自分の意見を持って話して下さるので、それではいけないのは分かっていても、何だかそんな話だけでも良いような気分になってきてしまいます。まぁ、楽しみながら、順調に進んでいるところです。

昨日もそんな話の中で、webでの作品発表について少し話が出たのですが、僕自身はそれ自体を否定はしません。何より、手軽に楽に発表出来る環境が現在あるわけですから、それを利用するに越してことはないですから。でも、もし本当に自己表現の形として作品発表をするのなら、やはりここにあるものとして、展示・発表しなければ自己満足に過ぎないような気がします。

情報発信の場としてwebを活用することは、現在では大切でかつ不可欠なことだと思います。でもそれはあくまでも情報に過ぎません。また、発表にはよほどでない限りは、自己投資も必要です。また、万人に対して感動や喜びを与えるもしくは感じてもらえることは、並大抵なことでは行きません。先ずは一部の人たちと、自己表現した思いや考えを共有出来れば、それで良いように思います。そして、それは、行動として起こさなければ、決して伝わらないものでもあるのです。

8月予定の、”Story vol.2”は、そんな思いを持った方々の参加を願って止みません。ギャラリーには、いつかは、自分の作品を発表したいと思っている方々がお見えになります。そんな方々とお話をしていていつも感じることは、前に踏み出さなければ、そこから先は見えてこないし、それは他人ではなく自分で起こすもの、と言うことです。

今からでも遅くはありません。ご応募お待ちしています。




http://kalos-gallery.com/event/planning.html

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