2010年6月8日火曜日

3つのF

ギャラリーを開設しようと決めた時点と言うか、それ以前から人と接したり、行動する時に頭に浮かべている3つのFがあります。


Frank、Flat、Free

日本語で言うと率直な、平らに、自由にという意味になりますが、全体としてまとめると自分の価値観や人生観といったものをむやみに人に押し付けるのではなく、また、その人自身のそういう部分も頭から否定せずに行動しようよということです。

昨日開幕した公募写真展”Sha-gaku”にしても、いわゆる商業ギャラリー(企画主体で、展示・販売まで行っているという意味で)では、ほとんど行われない企画だと思います。それは、ギャラリー自体が扱う作品や作家に関わる部分において、その質や方向性を重視しているためです。

テーマ性、表現手段、審査すらないような公募では、どのような作品が持ち込まれるか分かりませんし、またその作品を展示することでギャラリーとしての質を問われてしまうことは、非常に怖いことなのです。それでも、今回しようと思った経緯(自分の頭、心の中でのことで、他とのからみではなく)は、この3つのFによるものだと思っています。

一旦やろうと考えがまとまると、そこから先はあまり深く考えないようにしています。これも、組織やしがらみなんかがまだ無い、僕個人での行動で済まされると考えているからですね。その点では、自由であるのかなとは感じます。後は、お客さんや世間に評価を委ねるだけです。少々、乱暴なやり方だとは自覚していますが、楽しい時間や自分が感じられるので、これも良しと思っています。

今夜、ワークショップの一環のような、ある企画をサイトに掲載する予定です。これも3つのFで考えたものです。是非見て、興味を持っていただけると有り難いです。

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