2010年6月3日木曜日

言質や矜持

昨日から鳩山首相退陣のニュースがあらゆるメディアで溢れかえっています。一国のリーダーが自ら辞し、このあと約26時間後には次のリーダーが選ばれるわけですから、至極当たり前の状況なのでしょうね。


それにしても、今回も短かったな、というのが率直な感想です。ここで政治的な言動をするつもりはさらさら無いのですが、昨日の様子をテレビで見ながら、「国民が自分の言葉に聞く耳を持たなくなった」との内容がとても気にかかりました。それと同時に言質とか矜持といった言葉を思い起こしました。

鳩山さんの言葉の使い方がやや違うようにも思えるのだけど、信頼されなくなったと解釈すると、辞任も止む無しなんだろうと思います。一国の首相であれ、一介の経営者であれ、ある部署のリーダーであれ、規模の差はあるにしても、結局は周りの人たちの信頼や支持が得られないと感じ、確信してしまったら、その時点で終わりというか区切りだと感じます。

僕もようやく1年、少ないながらもこんな地方の小さなギャラリーに訪れてくれる方がいます。集まるかどうかすら分からなかった、公募展もどうにか形になりそうです。この先はどうなのかと言えば、まだまだ自分自身でも分からないのが本当のところです。

それでも、今はそんな方々との交流や繋がりに喜びを見出しながら、お互いに楽しめればいいと思っています。そんな中から、言質や矜持といったことが、ぼんやりとしたものからはっきりとしたものへ変わっているのだとも思います。

さて、明日も新首相決定の際は、号外が出るのでしょうか。多分出ないでしょうね。
まぁ、どうせ出るなら何かもっと心躍るようなものがいいかと思います。サッカー日本代表、ワールドカップ優勝みたいな・・・。

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