2010年6月10日木曜日

知的好奇心・・・そして満足感へ。

この2、3日は昼間の気温も20℃を超え、ようやく過ごしやすい感じになってきました。ギャラリーの中はと言えば、おおよそ3~4℃低いので、ちょっと表に出て戻ると、ひんやりとした空気を感じます。


そんな空気感とギャラリー内にかすかに漂うグレープフルーツ系のアロマが、ちょっと躊躇しながら重い扉を開けて入ってくるお客さんの気持ちを穏やかにしてくれると思っています。ギャラリーとか画廊とか聞くと、何か高尚で敷居が高いイメージを持たれる場合が多いのですが(実際そのような場所はありますから)、大抵の場合はそのようなことは有りません。

むしろ、多くの方の眼に触れ、さまざまな作品との出会いで心躍らせ、ほんの少しだけ日常を忘れられるような空間を楽しんでもらいたいと考えています。そして、もし作品が気に入り、プライベートな空間においてみたいと感じたら、購入してもらえれば良いのです。

“Sha-gaku”は、参加者自身、展示経験のあまり無い方を意識して募集していたので、僕自身も出来るだけのサポートはいなければと思っていました。展示方法や様式は、あまりに幅があるし、作品自体(イメージだけではない部分も含め)に直接影響を与えてしまうので、ある程度明確なコンセプトが無いと難しいものなのです。

そのあたりの苦労というか、苦心も感じてもらえたら、少しは嬉しいですね。もちろん作品一点一点から受けるイメージの良さや力強さ、繊細さといったものを、感覚的に捉えられるのも有りです。

価格設定はそれほど高いものではありません。是非、気に入った作品を購入してもらい、お客さんにも”Sha-gaku”に参加してほしいと思っています。
知的好奇心から満足(充実)感へ繋がっていく感覚って、あまり体験できるものではありません。
そんな感覚に触れることが出来る絶好の機会でもあるのです。

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