2010年6月19日土曜日

写真とともに夜は更けていく

昨夜は月一回の催しをした後に、”Story vol2”参加者と打合せを行っていました。エディティングや展示構成を検討している内に、いつしか時間は23:30頃になってしまいました。普段はこの時間までギャラリーにいることがないので、ギャラリーを出た時の夜の雰囲気は何か新鮮な感じでした。


金曜の夜といっても、この辺は繁華街からは少し離れているので、人通りもそれほど多くなく、とても静かな夜です。表にある小さな看板の照明は、セットした時間よりずれているにも関わらず、相変わらず光っていました。(以前からの看板なので、もしかしたらセットを間違えているかもしれません)

仙台では、写真を撮る方は多くいると思っているのですが、何故か自身の作品を持ちこんでくるケースがほとんどありません。これは、まだ1年程度で知名度も実績も伴っていないギャラリーに見せても仕方ないということもありますが、僕自身とても残念なことのひとつです。

“Sha-gaku”や”Story”といった、いわゆる公募的な企画が進んでいることあり、ようやく見させてもらう機会が増えてきました。昨夜もそんな内容の夜だったわけです。見ている数は非常に少ないのですが、こちらでのレベルはそれほど低いものではありません。

人から評価や感想を聞くことは、非常に勇気あることなのですが、それでも表現し、何かを伝えたいとの気持ちがあるのであれば、ごく当たり前の行為だと思います。これは、一般的な社会や会社でのプレゼンと一緒です。むしろ、こちらの方が、自分自身だけでは済まされない点で厳しいかもしれません。

現在、このような商業ギャラリーでは、作家の持ち込みに対してはほとんど対応していません。でも、僕自身は、新たな発見も含めて、積極的に見てみたい気はあります。むしろそのような人たちを待っているといっても良い程です。

取りあえずは、もっと知ってもらい、足を運んでもらうのが先ですね。

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