2010年7月4日日曜日

芝居でも観ようかな・・・。

このところ芝居から離れた生活が続いています。もっとも、僕自身芝居をするわけではなく、観る側の人間なので直接生活に影響するものではありません。5月にパルコ劇場で古澤君の出演した舞台を観て以来、こちらに戻って来てからは、テレビでの観劇もあまりしなくなっていました。


興味が薄れたのではありませんが、”Sha-gaku”、”Story”との企画絡みで、結構やることが増えてもいたし、なによりそれらに関わる人たちとの交流に重きを置いていたというか、楽しんでいたこともあり、時間も関係なくほとんど休みらしい休みもなく動いていたためかもしれません。(その割にはワールドカップは良く見ていますが・・・。)

それが、本来の姿と言えなくもないのですが、どこかで一息入れないと良いアイデアも行動も生まれてこないような気もします。その辺が、難しいところですね。過度とも言える情報はひとところにいても、取捨選択するのが面倒くさくなる程入ってきます。その為に、実際自分が本当に欲しい情報なんかを見逃してしまうことは良くあることです。

僕が芝居に惹かれる訳は、ひとつには日常とは離れた空間で、さもありげな物語を通して、これまで気付いていても意図的に気にしないようにしてきたことや眼をつぶって自ら見ようともしなかったものたちを再認識させてくれるからだと思います。もちろん演ずる役者個々の力や技術にも興味はあります。とても魅力的な役者さんはごまんといますからね。

ひとつの舞台を作り上げる時に必要なパワーは、僕たちの想像の域を遥かに越しているものだと思っています。それは、ひとりでは決して出来ないことであることも分かっています。そんな舞台を役者を始め、スタッフが一体となって行わなければ、成功は程遠い存在になるわけです。これは、どんなことにも当てはまることだと思います。

今は自分ひとりで何かを起こし、その時その時に自身で判断し、責任を取らなければなりません。それ自体をプレッシャーとは感じていませんが、やはりこの方向で良いのだろうかとか不安になることは正直なところあります。

話にまとまりが無くなって来ましたが、今日はDVDで芝居でも観ようかという気分になって来ました。あまり、暗くならないものがいいかな。

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