2010年7月9日金曜日

開幕前日

明日から木戸孝子写真展 "The Ordinary Unseen"が始まります。今回は17:00からオープニング・パーティーを行うこともあって、多少準備することがあるのですが、木戸さんのご協力もあり、問題が無く進んでいます。パーティーといっても、飲み物を数種類準備しているだけですから、かしこまらずにカジュアルに楽しい時間を過ごしてもらえれば良いと考えています。


天気予報ではどうやら晴れてくれそうな感じですが、この梅雨時どうなるか分かりません。その辺も考慮しながら進めようかとは思っています。近頃頻繁にあるゲリラ豪雨にだけはならないで欲しいですね。あの状況をテレビの映像で見ていると、ホントうちなんかひとたまりもありませんから。(半地下ですし・・・。)

展示は既に終了しています。なので、今日はこまごました部分をひととおり確認してから、お掃除をしようかと思っています。いつも思うのですが、写真展前日ってホントにこれでいいのと少しだけ不安になります。会場をひとりでぐるりと眺めながら、ひとつひとつの作品を見て、構成や状況を確認していきます。どこかで引っ掛かる部分(作品の印象としてではなく)が無いかがポイントですね。最終的には理論とか方法論は飛んでしまって、一個人として見に来るお客さんの立場で見るようにしています。

その時僕が受ける印象や感情がそのままダイレクトにお客さんに伝わることは稀だと思いますが(作品や作家に対する情報量が遥かに僕の方が多いため)、それはそれで致し方ない部分ではあります。でも、出来るだけ何の予備知識も無く、初めて作品に接するような感覚で見ようとは努めています。

独りよがりにならずに、自己満足でもなく、すんなりと心に届いたり、響いたりするような展開がそこにあれば、きっとお客さんも感じてくれるのではないかと思っています。

さて、今回はどうなるでしょうか。

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