2010年8月10日火曜日

考える、ということ。

昨日は休養しようと書いてはみましたが、次の企画展やらその先の企画の事を考えている内に、その資料作りなんかを始めてしまい、結局は一日PCの前に居てしまい、ほとんど休んでいませんでした。貧乏性というか何かをしてないと不安になってしまうのかもしれませんし、日々の業務の中では、お客さんの対応は少ないとは言え、落ち着いて考える時間が少ないのが現状なのです。


午前中と夜に時間はあるじゃないかと言われるかもしれませんが、なかなか上手く使えていないのですね。サラリーマンの頃は、残業で帰宅するのはほとんどが深夜、後はもう寝るだけのような生活でした。少しは自由に時間を使えるかと思いながら、ギャラリーを始めましたが、現実はそうではありません。

もっと、時間を上手に使わなくちゃと思っていても、ひとつの事に捉われると抜け出せなくなる傾向があるため、区切りの良いところまでしてしまい、次の事が後送りになってしまいます。以前から物事に優先順位を付ける習慣は付けていましたが、ひとりで物事を進めるに当たって、更にその判断は慎重にしなければなりませんし、結局はひとりでやれることは、その時はひとつだけですからね。

以前から、人の素晴らしい点は、考える力だと思っていました。今もそうだと思っています。大抵の場合、人は何も無いところから、何か形あるものを作るために、先ずは頭の中でイメージします。それから、これまでの知識や経験、発想といったものを総動員して、漠然としたイメージをより具体的な形に変え、実際それを作るための行動を起こすわけです。

何をしているか分からない、ただボーとしているように見える状況の中で、徐々に進行していっているのかもしれませんし、実際、これだと確信のようなものを感じる時は、ふとした瞬間の方が多いように思えます。僕の場合も、ある仕事で何故か分からないけど、自信めいた確信を得られる瞬間がありました。理由の無い確信といったものですね。

今は、それはあまりありません。たかだか、1年しかしていないわけですから、当然と言えばその通りです。でも、きっとそんな瞬間が来るだろうとは期待しながら、ああでもないこうでもないと自問自答しながら、考えているのです。

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