2010年8月16日月曜日

準備期間

今週は準備期間です。実はこの期間が僕にとっては、一番楽しんでいる時なのかもしれません。撤収には寂しさがありますが、次回の展示作品が持ち込まれ、何もない白い壁面に展示が進み、それらに照明が当てられた瞬間がたまらなく心地よいのです。


木戸さんの場合は、事前に展示構成を一緒に決めていたので、予想の範疇であったのですが、先のSha-gakuや次回のStory vol.2については、概要は打ち合わせているものの実際の展示構成までは僕は口出ししていません。したがって、参加者の展示が進むごとにその全体像が見えてくる感じです。

そういった意味では、予期しない効果が出てきたりするので、不安でもあるわけです。その為、準備期間は通常の貸ギャラリーのように前日搬入・展示にはしていません。何かトラブルが発生しても、出来るだけ対処したいですからね。

それでも今回はちょうど1週間なので、平日仕事を持っている参加者にとっては、結局は1日ないし2日の展示日程しかないのが現状です。その中で、満足のいく展示・発表をしてもらう為のサポートが出来ればと考えています。

これまで、ギャラリー空間はそれぞれの会期により、様変わりしています。お客さんもそれぞれに違った印象を持たれ、空間を楽しんでいるのではないかと思います。個人的には商業ギャラリーであっても、ただ整然と並べて展示する方法だけでなくて構わないし、むしろ特徴的な構成や独創的な見せ方があっても良いと思っています。

より具体的にそんなことを考えていると、つい時間を忘れてしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿