2010年8月18日水曜日

熱帯夜の翌朝

何なんだ、この暑さは!


日本全国からこんな声が聞こえてきそうです。昨夜は仙台でも熱帯夜でした。僕も夜に一度目を醒ましてしまい、その後なかなか寝付けなかったのですが、polkaも少々暑さを感じているようで、部屋の一番涼しそうな隅の空間に身を置いていました。まだ、朝に僕を起こしにくるので大丈夫だとは思いますが、ちょっとだけ心配になります。

今は準備の為、昼間はほとんどギャラリーにいます。しかもおよそギャラリーオーナーのような格好(もしそんなものがあればですが)もしていないので、快適にすごしています。一般の方は、こんなギャラリーのオーナーをどんな人だと想像しているのかは良く分かりませんが、おそらくはほとんどの方の期待を裏切っていると思っています。

僕の夏場の服装は、ショートバンツにシャツ一枚、長髪にキャップをかぶり、足元はサンダル履きと、まるで海の家にでもいるおやじのようです。肩まで伸び、ぼさぼさの長髪にしている理由は自分なりにあるのですが、近くにいる家族には不評のようで、今はもうあきらめたのか何も言わなくなりました。

職業からイメージする服装は、ユニホームの有り無しにもよりますが、一目で分かるものから何をしているのだろうと首をかしげるものまで、色々とあります。サラリーマンは一年中スーツでなければならない風潮は徐々に見られなくなってきましたが、やはりそれなりのTPOはあるわけで、僕のような格好の銀行員は一度も見たことがありません。

身だしなみと言う点では、決して良いものだとは思っていませんし、そんな恰好でアートはね・・・なんてことを話されても説得力に欠けると言われれば全くその通りです。でもこんな僕の話を、1時間も2時間も時間を忘れて聞いて下さる奇特なお客さんはいらっしゃいます。

どんな人にも好かれたり、嫌がられないようにすることはとても大事なことなんでしょうが、今の僕にとっては、この格好が嘘の無い今の姿であって、自然に、話す言葉にも嘘があったらいけないよねということが一番なんです。

なので、ギャラリーを訪れる時は、出来るだけ普段着で、余計なことを考えないで、作品や僕に接してもらえれば、それほど嬉しいことはないのです。

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