2010年9月23日木曜日

秋の一日

寒いです。以前にも同じ書き出しの日があったと思いますが、以前にも増して寒さが感じられます。昨日と比べると10℃以上低いんじゃないですかね。ギャラリー内はそれほど寒さを感じないのですが、自室にいると結構それが感じられます。polkaも今日はベッドにもぐり込んで出てこようとはしません。昨夜少しだけフンつまり状態になり、苦しんでいたようですが、夜中にようやく出て、その為に体力を消耗していることもありますが。


このビルは築30年以上ですので、あまり換気には気を使っていないこともあり、夏場はすっかり熱気がこもってしまい、夜になってもなかなか温度が下がりませんでした。ようやく熱気も取れ、過ごしやすくなったと感じていた矢先ですから、あまりに急すぎませんかと言いたいですね。

それでも、秋はとても好きな季節です。徐々に暖かくなっていくのが感じられる春が一番好きなのですが、秋は落ち着きといったところでは一日の長があります。それは、いわゆる日本人的なわびやさびにも通じるところです。人生の中でも終幕に程近く、ようやく自分自身が分かり始める頃のように思います。(ちょっと、遅すぎるか)

今日はあいにく雨ですけど、晴れた日に公園なんかで落ち葉を踏みしめながら、木々からの木漏れ日を受けていると何故か幸せな気持ちになれます。つかの間の暖かさなのかもしれませんが、そんな陽の光がとても愛おしいように思えるのです。そして、思わず足元から伸びた自分の長い影を見ながら、じっと立ち止まってしまいます。

今年もそんな一日があればいいなと思っています。

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