2010年11月19日金曜日

「トマトバジル」って。

今日もいつものようにビルの前にある自動販売機で缶コーヒーを買ったのですが、3台ある内のひとつにふと目が止まりました。毎朝飲むものは決まっているので、普段はそれを買うとすぐにギャラリーへ入る(外は寒いですし)のですが、何故か今日は隣の自動販売機に目がいってしまいました。


三段ある内の一番下が暖かい飲み物だったのですが、その中に3種類のスープがありました。おそらく2、3日前に入れ替えをしたと思われるその自動販売機は、常にスタンダードな飲み物しか売られることがなく、滅多に覗きにいくことはありませんでした。そんなタイプのものだったので、余計気付いたのかもしれません。何年か前から、自動販売機でもスープの類は販売されていますので、さして珍しいことではありませんが、今日僕が見たものはちょっと変わった部類に入るのではないかと思います。

それは、「トマトバジル」と商品名を付けられたものでした。缶全体が赤で塗りつぶされ、正面に白い皿に盛りつけられたイメージがあり、小さく「盛り付けイメージ」と記入があります。これまでも、ポタージュやコンソメ系は良く目にしていましたし、たまには僕も買ったりしていましたけど、トマト系のスープは僕自身初めて見るものです。

すでに知っている方は多くいらっしゃるとは思いますし、飲んだ人もいるのでしょう。味はほぼ想像出来ます。おそらく、トマトジュースの延長線上にないことだけは確かです。

それでもどんな時にそれを選び、飲もうと思うのだろうかと考えてしまいました。

今ではスープだけの専門店もありますし、お客さんもいらっしゃいますので、もう普段から日常的に楽しむものなのかもしれませんが、単品で午後の休憩時間に飲む姿をあまり想像出来ません。晩御飯のちょっとした御供にと、そのまま食卓におかれてもちょっと困った状態になるような気がします。やっぱり、少なくても皿に移すのでしょうね。

メーカーはいろいろな意見や考えで商品化までしたのでしょうし、それなりのマーケットを予定しているのですから、おそらくは、今日はトマトスープで一服をという人もいるのかもしれません。確かに僕も試しに飲んでみようかと一瞬頭をよぎりましたから、それなりに購入する人はいるのでしょう。

これで、味が想像を越えていたりすれば、それはそれで有りなんです。

家庭ではほとんど作ることは無いと思うし、レストランでもあまり出てこないものだけど、それなりに想像出来るものだけに、最初の一口で決まっちゃう、そんな商品ですね。

先ずは、大真面目に商品化を決定した人に拍手を、といった気分ではあります。
(決して馬鹿にしているのではありませんので、誤解なく)

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