2010年12月11日土曜日

頭は2番目?

このところ寒さが強まっています。どうやら今日は暖かくなるようですが、このところは寒さで眼が覚めてしまいます。部屋にあるガス・ファンヒーターは、こちらに戻る時に購入したもので、今までは夏冬兼用でエアコンを使用していました。2月に越すと決めた時に部屋にエアコンが付いていなかったこともあり、とりあえず用意したものです。これには、夏場はエアコン無しでも行けるんじゃないのとの考えがあったからです。


今までガスは使用していなかったのですが、エアコンに比べるととても柔らかい感じがします。いかにも暖めていますというところが無く、ごく自然にそして思った以上に早く暖かさを感じられます。

多分、熱効率とかの関係もあるのかと思いますが、詳しくは分かりません。polkaもそのあたりは感じているようで、スイッチを付け部屋が暖かくなると、一人掛けソファーでひとりじっとしていることが多いです。そして、僕がいない時間は、ベッドにもぐり込んでいるのです。

幼い頃、薪のストーブを見た記憶はあります。それが学校の教室であったのか、それとも他の場所だったのかは定かではありませんが、いつも上に載っているやかんから吐き出される白い湯気が、季節が冬であることを感じさせてくれました。何となく、そんな情景は郷愁を伴いますね。

いつしか、教室はスチームで暖められるようになり、湯気で曇る窓ガラスも見られなくなり、付け始めのシューという音が教室中響き渡ることが、冬の到来を告げるもののよう思えるようになりました。

それにしても、そういう幼い頃の印象や記憶は歳と共におぼろげになり、あやふやになるものです。それでも、心や身体で感じたことは、形や情景を覚えていなくても、案外強く残っているものです。

やはり、頭で感じるものや思うことは2番目なのかもしれません。

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