2010年12月8日水曜日

地産地消

最近「地産地消」という言葉を良く耳にします。今キーボードで打ってもまともには変換されないですから、ごく最近のことなのかなと思います。これは文字通り、地元の食材を地元で消費しましょうよと言うことです。これまで本当に一部の地域であるとか、あまり利用されていなかったものを食品化して消費することで、地元での食材の見直しと地域経済活性を促していくことが主な目的だと思われます。その一方で身近なものにも実は良いものはあるわけで、またそれを違った形で展開していくことも大事だよと言っているように思います。


僕もそうですが、食品や商品は、メディアに載った派手な宣伝効果によるものに目が行ってしまい、何か新しいだけで興味がそそられてしまいがちです。もちろんそれが目的で宣伝しているわけですから、言葉は悪いですが踊らされているといっても良いのです。

ところが地元で地道に販売しているものについては、商品展開は狭く、地味なものですから、広まることは少ないものです。これはその商品の良し悪しを問いません。今は、口コミもかなりの影響を与えているようですが、地域の場合は、その程度や範囲は限られているように感じます。

一方、人の価値観はそれぞれ違っていて、その人が良いと感じるものであっても、ある人にとっては全く興味の無いものであることが普通です。嗜好品は特にそうです。でも、こと生活に関わる部分では、意外に自分独自の価値観で選んでいるとは言えないところがあります。その為に人の評価を聞いたり、情報収集をしたりして、選んでいるわけですね。まぁ、一種の安心感を得たいがためでもあります。

いずれにせよ、価値あるものイコール興味をそそるものではないにしろ、身近にあるものを何の先入観を持たずに見て、その良さを判断することは大切なことだと思います。他人がどう思うとかは考える必要もないし、結局、選ぶのは自分ですからね。

人も然りです。

今、一番待ち望んでいるものは、そんな身近にいる原石のような人との出会いです。

きっと、そばにいるような気がするのですがね・・・。

それとも、夢物語なのでしょうか。

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