2010年12月21日火曜日

晴れた冬の朝

気持ちの良い青空が拡がっています。冬の空は雲も低く澄み切った感がして、しかもキリッとした寒さもあるので、眺めているだけで身が引き締まる思いがします。いつもいつもそんな思いをしているのかと言えば決してそうではなく、そう思うには自分の現在の状況や考えていることが影響を与えているように思います。


そうなるのには訳があると言われるように、結果に対する原因は必ずあるものです。何故か分からないけどそうなったということもありますが、多くの場合はその原因は自分自身の中にあると、僕は考えています。そのために、周りの状況がそうさせなかったとか、仕方なかったねとか慰めの言葉を掛けられたとしても、自分自身は納得していないことの方が多いものです。

また、原因となるものは、自分では気づかなかったものであったり、経験が足りない部分であったり、知識・情報として手にいれられなかったであるとか、いろいろとあるのですが、振り返ってみると、プロセスに問題や異常があることが多いですね。その為、始めからこのやり方ではうまい結果が得られないと言われることがよくあります。

仕事においては、そういう点は個人ではなく組織やグループとして問題解決や結果を導き出すやり方を探っていくわけで、ただそうしたいからとか何となくそっちの方がとかで進めることはありません。僕の場合、そうしたもろもろをほとんどは自分で判断し、決断しちゃっていますので、自分でもいけないなと感じながらも、ついついやってしまうことがままあります。

まぁ、そんな時はある程度結果も予想しているわけで、やっぱりなと妙に納得してしまったりします。そうして、学習、経験していくわけですが、これは失敗だけに言えることではありません。多くはありませんが、偶然が重なり、良い方向へ行くこともあります。

現実として難しいことではあるのですが、何かを判断する時に、今もっとも大事にしていることは、自分の気持ちですね。もちろんそこに到るまでは、考えに考えているつもりではいます。そしてそれがあまりに利己的であってはいけないとも思っています。

経験的に、今しか出来ないと思うことは、本当に今しか出来ないのですよ。数年後同じ気持ちでその時考えていたことを行ったつもりでも、それはやはり違ったものでしかありません。無理や無謀を他人に強要するつもりはありませんが、時には先ずやってみることが必要なことじゃないのと思ったりします。

それは、信念ほど強いものではないにしても、もし何か目標や夢のようなものがおぼろげにでも見えているのなら、しないわけにはいかないでしょうと言うことです。

澄んだ冬の空からそそがれる陽の光は、そんな僕の心を見透かしているようにも感じられます。身が引き締まる思いは寒さだけから来ているものではないのです。

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