2011年1月2日日曜日

シグナル

新年2日目。特に変わったことも無く、だらだらと過ごしています。polkaも普段と変わらずにマイペースで寝ては、食べを繰り返しています。僕がいつもと違って部屋にいるので気になるのかと言えばそうでもないようです。


きっとpolkaにとっては、新年とかまた歳をとったとかの感覚はないのかもしれません。普段と変わらぬペットフードを食べながら、日長一日、自由なまま過ごしているだけなのでしょう。これが本当の自然にいる動物とは違うところなんでしょうね。

僕が突然動き出しても驚きもせず、掃除機の音を嫌がって奥に隠れるくらいがせいぜい関の山です。一応何をしそうなのかをじっと眼で追っているようではありますが、特にそれに関心があるわけではなく、ただ見ているだけです。何事も危険を感じずに生きられることにすっかり慣れてしまっていますし、まさに部屋自体がpolkaにとっては自由の空間と感じているのだと思います。

犬の場合は、飼い主とペットとに主従関係がありますし、家族の中でも犬自身が順番を付けると言われています。ネコの場合は、それはないですし、まさに気ままを絵にかいたような生活スタイルです。まぁ、その辺りが僕の性格には合っているようで、特に困ったことはありません。

去年は何度か病院のお世話にもなり、なんかペットらしい気にさせてくれましたが、本人にとっては迷惑この上ない話だったに違いありません。もちろん、そんなことになることを僕自身も望んでいませんし、第一元気が無くなり、動きが鈍くなっていく姿を見るのは何にしても心地よいものではありません。

ときどき、polkaにも喜びや悲しみといった感情があるのではと思ったりすることもあるのですが、本当のところは分かりません。もしかしたら、人間以上に感情を持っているかもしれません。膝の上で身体を撫でつけている時に見せる表情に笑顔は見られずとも、そこには語らずとも感じるものはありますからね。

人にしても、この人は無表情で感情を表わさないから良く分からないと言ったりします。それでも、どこかでシグナルは出しているものです。あまりに身近である為に、気づかないこともありますけど、そういうものだと僕は思っています。ギャラリーに来られるお客さんにしても、きっとそうであって、出来るだけそれを感じようとしています。もちろん、polkaに対してのそれとは違っています。なにより、言葉を交わせるのですから。

さて、どうやら今日はギャラリーへお客さんが来るようです。素直に嬉しいことです。

どんなシグナルを出して下さるのか、楽しみです。

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