2011年2月13日日曜日

DM

“Gallery Collection & Photo Showcase”のDMが出来上がってきました。今回は少しタイミング的には遅かったので、明日にでも各所に置いてもらおうと考えています。いつもDMのデザインは僕がするのですが、特にそれと関係しているような仕事をしていたわけでもないので、他のDMを参考にしたりしながら、大体は自分で思うがまま勝手に作っています。


個展や2人展のように限られた人による展示会には、イメージを使用するようにはしています。どんな写真が見られるのかがすぐ分かるようにですね。ですので、イメージそのものが非常に重要になります。タイトルとの関連とか、出来るだけ象徴的に、想像を掻き立てるものが望ましいかなと個人的には思っています。

グループで行う場合には、ちょっと考えが変わります。参加する全ての人のイメージを、小さなハガキ大に印象的に配置し、見せるのが僕にとっては難しいからです。他のデザイナーの方は上手に捌いているのかもしれませんが、その辺りは経験不足だと言わざるを得ません。

なので、写真展自体の趣旨が表れるような形で、デザインするように心がけます。DMは広告という名を持ちながらも、展示同様に表現の一種だと思っています。使用する文字や色調、デザインそのものを毎回変えているのもそういった意図があるからです。

人の目はたいしたもので、数多くある商品や広告物から、自分の気に入ったもの、感覚に合うもの、或いは目を惹くもの(ここが一番考えどころなんですが)を瞬時に選ぶ能力があると思っています。ごくわずかな違いを、無意識の内に感じとり、見ている場合が多いのです。

以前書いたと思いますが、“Gallery Collection & Photo Showcase”のテーマのひとつが「販売」です。なので、出来るだけ写真展、展示会といった印象が前面に表れていないようになっています。おそらく手にされる方は、何のDM?と思われるかもしれません。宛名書き面を読むとそうだとはすぐわかりますが・・・。

自分が楽しんでいる部分は否めないのですが、これもひとつのトライなのです。

もし、見かけたら手にとってみて下さい。

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