2011年3月18日金曜日

頑張ろう-5

地震から1週間がたちました。ギャラリーは今日も開いています。開いているといっても、無理をしてそうしているわけではありません。僕自身被災以来、ここで寝泊まりしているので、無事であった家で過ごしている人と同じ感覚です。


多くの人の拠り所は家族そしてそれらを包む家だと思うのですが、もしそんな拠り所のひとつになってもらえればと考えています。たぶん、それは、僕自身にとってもそうであって、これまで来て下さった方々にとってもそうであればとの思いでもあるのです。

電話やメール等で無事を確認し、安心はしているものの、やはり元気な姿を目の前で見たいのです。そこから、何が出来るかを考えていきたいのかもしれません。

先日サイトを更新し、次回の予定、Sha-gaku vol.3募集告知を行いました。実際のところ、次回の予定がどうなるかは、現時点で分かりません。Sha-gakuにしても、今参加を考える人はいないと思っています。当たり前の話です。

それでも、生活に関係の無いアートが人々に何かをもたらすことは出来ると思っています。何が適切で何が有効であるかはまだ分かりませんが、分かっていることはギャラリーとしての存在は、作品を制作する方々、そしてそれを見に来て下さるお客さんに依っているということです。

被災された地域の方々はそれどころではないことも理解しています。無理にとは言えません。もし、気持ちに安らぎを感じて欲しい、元気になってほしい、そんな作品を展示して見せたいと思っている方がいるのなら、その場を提供することは出来ます。

以前から話しているように個の力を繋ぎ合わせることで、希望は見えてくるのだと思います。

今日も、頑張って生きます。

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