2011年5月15日日曜日

今だから、もっと個人的に楽しもう。

いつの間にか5月も折り返し地点になりました。ホント、月日が経つのは早いものです。それにしても昨日の風の強さは異常なほどでしたね。生まれた土地ながらも、これほどまでに風が強いとの印象は無かったのですが、いやいや関東のからっ風にも負けないほどです。


昨日は中国からの黄砂で何か景色もかすんで見えるようでしたし、この強い風が沿岸部に残るがれきからの粉塵を飛散させていることを思うと、早く収まってくれよとじっと空を眺めていたように思います。

そんな状況もあり、ギャラリーはとても暇でした。昨日福島から来てくれた江口さんの話では、一番町は混雑していて震災前程度に戻っていたとの事ですが、この辺は一番町から徒歩20分圏内ではありますが、人通りも車も少ないままです。まぁ、繁華街でもありませんから、当然なのでしょう。

お客さんが来られることとお天気の関連はかなりあります。また、この震災はまだどこかで、自分が楽しむこと自体はばかられる様な気持ちを抱かせてしまっています。なので、地域復興も含めて、生活に直接関わる消費は徐々に上がっていますが、それ以外はより身近なところで済ますか、或いはまだそんな気になれないのが本当のところなんだと思います。

いろんな意味で、時間が必要なんでしょうね。

でも、そうこう考えているだけでも時間は過ぎていき、いつのまにか震災から2カ月が経ってしまったような気もします。

だから敢えて言ってしまいますが、今だから、もっと個人的に楽しみを感じながら、生きましょうよと。楽しむことは決して悪いことでも罪でもないわけで、その事で近しい人々を楽しませることだって出来るのですから。

自分自身、それから家族、友人、そして近しき関わりのある人々へ楽しさを分け与えられることって素晴らしいことだし、案外難しいものです。多くの人の為にとか、こんなことって他の人には理解出来ないようね、なんて考えてしまうと、たぶん前に進んでいかないと思いますし、そんなところはそれが出来る人に任せればよいことです。

だから、先ず自分が楽しめることが大事なんだと、僕は思うのです。

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