2011年5月20日金曜日

次回写真展準備、密かに進行中

次回写真展である Northeast Photographers “relation” in Miyagi の詳細が見えてきました。まだ1週間というか、もう1週間と言うべきなのか、自分としては案外のんびりとした感じで進めています。参加される方々は最後の追い込みで大変なのでしょうが・・・。


タイトルは、東北の写真家 宮城の「繋がり」と訳せるわけですが、日本語にするといかにもといった感じがします。今回は宮城県内在住の3名になっているので、Miyagi と付けていますが、本来は東北全体の繋がりを意識して企画したものです。

かと言って、宮城県内だけの参加者で、グレードというか拡がりの無い企画になってしまったかというとそうではありません。非常に個性的な世界観を持ちつつ、作品内容で見る側に迫ってくるものですから、見応えは充分にあると考えています。

展示については、ほぼオーソドックスな形で行われます。なので、見た目の派手さはありません。だから、写真作品一枚一枚をじっくりと見てもらい、全体の世界観がゆっくりと心に沁み渡ってくるような感じになればと思っています。

実は、当初は三人三様の個性が火花を散らし、まとまりのつかない(繋がりの感じられない)ものになるかもと考えていました。そんなことも考慮して、DMも3パターンにしたのです。まとめてひとつではなく、ひとりひとりの個性が直に見えるようにとの考えです。そして、そこにある姿勢や思いみたいなもので、3つの繋がりを感じられればよいかなと思っていました。

Sha-gakuもそうなのですが、たとえグループ展の形であっても、まとまりの中の単なる構成にはなって欲しくないとの気持ちがいつもあります。周りの人たちと明らかに違っていたとしても、自分の作品世界を拡げることを優先して欲しいのです、遠慮なしにね。

コンセプトは大事なものです。でも、あまりそれに捉われてしまっても仕方ないとも思いますし、実際それだけ?と思わせてしまう企画展もよく見かけます。

そうでは無いものをお見せしたいと密かに意気込んでいます。

お楽しみにお待ち下さい。

でも、その前に黒田克夫写真展を是非見に来て下さいね。

こちらは、僕が皆さんをお待ちしています。

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