未だ床に山積みにされているCDとDVDを眺めていて、その一番上にあったアルバムです。
1973年リリース、荒井由実さんのファーストアルバム「ひこうき雲」。
初めてこのタイトルでもある「ひこうき雲」をラジオで聞いた時の衝撃は今でも忘れません。おそらく中学生だったと思います。その後、さまざまな音楽に出会い、何年かした後に友人にテープにダビングしてもらい、擦り切れるほど聞いた覚えがあります。
昨日、何気なく手にして、ギャラリーで聞いたのですが、やはりいいですね。ちっとも古さを感じさせないし、すでにオヤジとなった僕でさえ、その詩の世界は瑞々しいほどに心に伝わってきます。
このアルバムの中で、僕が当時好きで聞いていた曲は、これ。
「空と海の輝きに向けて」
彼女が高校生の時に作ったと言われているのですが、表現している世界観やスケールの大きさ、そして感性の豊かさに今でも驚かされます。
どんな状況であっても夢や希望は持てるし、いや、逆に持つことの大切さ、そしてそれに向かっていくにはいくらかの覚悟も必要なのだと思います。
そんな当たり前のことを、僕に思い起こさせてくれます。
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