2011年5月27日金曜日

抜けているところはないか、自分!

早いもので、明後日にはNortheast Photographers “relation” in Miyagi が始まります。


さて、状況はといえば、菊地さんの「残された航跡 Ⅱ-軍艦島1992」の展示が終了しただけです。大丈夫?間に合うのかいとささやく声が聞こえてきそうですが、まるで焦ってはいません。この為に何カ月も時間を掛けてきたのですからね。

作品はほぼ揃っているし、今日、そして明日にかけて予定通り作業を行うことだけに専念すれば良いのです。前にも話したかもしれませんが、この時期が僕にとっては一番楽しいのです。形として現れる瞬間を、僕が一番最初に見られるのですから。

現実と想像が一致しない場合もありますし、そんな完璧に出来るわけはないと始めから思っているので、不安も感じません。不意のアクシデントも楽しむくらいの気持ちでいるわけです。

世の中は結果のみを求め、そこでしか判断されないことが常で、確かに客観的にはそこしか見えないわけで、しかも当事者以外は経緯やいきさつなんて知る由もありません。作品そのものも展示された時点でしか、ハッキリと姿を現さないのですから、これは致し方ないところではあります。

結果責任は自分にあり、評価は見る側に委ねるしかないとの考えはずっと変わらないのですが、企画に参加される方々に対する自身の評価は発表までの過程に寄ってくるものです。また、自信や手ごたえのようなものって、すぐに表れるわけではなく、過程の中で生まれ始めてくるものですからね。

とは言え、あまりのんびりとしてもいられません。

抜けているところはないか、自分!と言い聞かせながら、今日もスタートです。

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