2011年5月30日月曜日

元気

元気


いつも耳にする言葉であり、常日頃特に考えるでもなく出てくるものです。

心身の活動の源となる力、体の調子がよく、健康であること、天地の間にあって、万物生成の根本となる精気、辞書で調べるといくつかの意味があります。英語でもたくさんの単語や形容詞が出てきます。

文字として見ると、元気の気は、まさしく気持ちであったり、内側、外側にある気のようなもので、そしてそれらの大元を表わしているわけで、それ自体は姿、形として見えるものではありません。それでも、この見えないものが、僕たちに様々な影響を与え、結果として形に表れてくるのだと思います。

そして、それは周りの環境や状況により大きく変化もしますが、やはり自分自身の心の内というか、とても個人的な部分に関わっている方が多いのだと最近は良く思います。テレビやメディアから毎日流れてくる元気という言葉を聞くたびに、殊更にそんなに言わなくても、と思ってしまうのは僕だけなのかもしれませんが、そう感じている僕でさえ、知らず知らずの内に他の人に対して使っているのですから、やはり誰にとっても必要不可欠なものなのです。

多くの人は元気でありたい、他の人に与えられるものならそうしたいと考えているはずです。たとえ、絶望の淵にあったとしても、そう考える人たちは多くいるのですからね。

そして、元気ってやはり見えないものだから、小さなことでも行動することや形に表すことで感じたり、感じてもらうしかないよなとも思うわけです。

言葉だけでも人は勇気づけられたり、癒されたりするもので、それで元気になったりもします。

さらに、見えるものとして感じてもられたなら、もっと良いのだと。

無理せずに、自分の出来る範囲で、そして、自分だけの世界とは思わずに・・・。

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