2011年6月3日金曜日

メール

僕に来る電話やメールはそれほど多くはありません。特に平日の営業時間中はあまりないので、お客さんのいない時はいつも奥でパソコンの前に座って、あれこれと作業をしています。日に何百通も入ってくるメールを取捨選択しながら、必要に応じて絶え間なく返事を送っていた以前の頃に比較すると、いたってのんびりとしたものです。


メールが来るのは大抵は夕方以降、深夜に近い頃の方が多いので、その度に確認はしていますが、返事は翌日落ち着いてから送るようにしています。以前は来るたびにその時に返事をしなくちゃと思って、実際そうしていたのですが、最近はちょっと落ち着いてからゆっくり考えて送るようにしています。もちろん以前だって、考えずに送っていたわけではありませんが、受け取ったその時って少しだけ高揚しているので、気分で返事してしまうことがあるからです。

その時に見た感覚と翌日もう一度見た時の感覚ってちょっと違うことの方が多いのです。特に作品や展示に関わる内容については、いろいろと調べたり、じっくりと考えなければならないことがありますからね。送ってからすぐに訂正するのも面倒ですし、一旦書いたものは現実として自分がそう思ったものですから、もし、それで不信感を抱かれたとしても仕方ないところです。

でも、時々ですが、こりゃすぐに返事しなくっちゃと感じるメールってあるもので、大抵は作品とかの話ではありません。スゴイ感覚的な話ですが、メールの内容から何でもいいから返事が欲しいと言っている時ですね。その時は僕もその時に感じるままに送ってしまいます、たぶん良くないことだとは思いますが・・・。

だからといって、深夜の時間帯のメールが迷惑かといえばそうではなく、むしろ有り難いなと思うのです。結局のところ、そこに繋がりがある以上、ちょっと大げさだけど、あぁ、まだやっていけるかなと実感出来るからです。

僕はとても単純な人間だと、自分では思っています。物事はとても複雑でさまざまな経緯をもって最終的な部分へと向かうわけですが、結果としてすごくシンプルで、分かりやすい形へいくべきだと考え、実際そのようにしたいと思っています。

さて、何通かメールの返事をしなくっちゃ。

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