2011年6月29日水曜日

昨日の続きで、今日はチケットの話。


いままでのチケットは、財布やカードケースに入るように小さなカード状にして、いつでも取り出せるようにしていました。その理由は、会期中何度でも鑑賞出来るパスポート制としていることにもあります。まぁ、無くても大抵は覚えていますので、特に提示していただかなくても良いのですが。

そんなこともあり、今回はこちらのような栞にしました。

少し厚手の和紙に両面プリントしています。手作りですから、サイズに若干の違いがありますが、その辺はご容赦を。


最近は本もあまり読まなくなってしまい、栞にも縁が薄くなりましたが、読みかけの雑誌に印してもらっても良いのではと思いそうしました。財布に入らないので、かさばると嫌がる人もいるでしょうが、そういう方は折っていただいて構いません。


もともと栞は、木の枝を折って、道案内の目印とした「枝折り」から来ているので、折ってもいいのではなんて勝手なことを考えています。今は単に、「読んだ本に挟む紙切れ」のような扱いを受けているようですが、こんな栞があっても良いのではないかと思っています。

「枝折り」は、自分が進んできた道を確認する為に、そして後から来る人が迷わないよう、自分も次に通る時にも間違えないようにするための心遣いや気遣いの形です。安心できるよう、記念になるよう、そして道しるべなのですね。

手に取られて、気に入ったなら、使ってみて下さい。

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