2011年7月3日日曜日

美味しいものを食べたいと思う時

さて、今日は何か美味しいものを食べたいなと思うことは、誰にでもあることだと思います。その時に、考えることはちょっと特別な食材を買ってきて家で調理するか、または外食するかいずれかになります。外食に決めると、今度はどんな料理にするかを考えるわけです。


人の基本的な行動としての食べることでさえ、決定まではいろいろと考えることがありますし、それが面倒になり結局は外食も特別な食材も買うことなく、いつものような食事になってしまうことはよくあることです。でも、こういう時って、本当に最初から美味しいものが食べたいと思っていたのかというと、案外普段とは違ったことをしたかっただけの方が多いような気がします。いわゆる、気分ってやつです。

あらゆる物事には、それを得たり、達成する為の対価や苦労、時には犠牲さえ伴うものです。そこを乗り越えるには、モチベーションとインセンティブがバランス良くある状況が望ましいと考えています。最近は何かインセンティブの方に目がいって、自発的な動機づけであるモチベーションが外に追いやられてしまうような本末転倒なこともしばしば見受けられます。

先の美味しいものを食べたいと思う気持ちは、食べた時、そしてその先の満足感を得たいからであって、単に食料としてお腹を満たすだけでは起きません。それは、自分にとっても特別なものとして捉えているからですね。

目標とか夢というものは、ある意味その人にとっての特別なもので、その時の気分に依らないものです。そこからモチベーションが生まれるわけで、インセンティブだけでは持続はしません。他の人からあれこれと勧められ、指図に従っていただけでは、モチベーションすらどこかへ消えてしまいます。

でもね、時には気分で進むこともいいのではと、思うことがあります。

そこから、本当の目的や目標が見えてくるかもしれませんし、行動してみないと分からないことばかりですからね。

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