2011年7月10日日曜日

夢や希望

今朝がた、嬉しいスポーツ界のニュースが二つありました。


ひとつは、ドイツで行われている女子ワールドカップサッカーで地元ドイツに延長で勝ち、ベスト4入りしたこと、そしてもう一つは、ゴルフの全米女子オープンで宮里美香、宮里藍選手が現在のところ、2日目を終了してワンツーフィニッシュしたことです。

いずれも世界トップの大会で、その大舞台に臆することなく、自分自身を表現している姿はそれだけで価値あるもので、成績はその後についてくるものだとは分かっていても、やはり結果が付いてくると全然関係ない僕でさえ嬉しい気持ちになります。

同じ日本人だから、それが一番強いのだけど、何よりプレーしている姿、終わってからのインタビューの表情に魅せられてしまいます。スポーツはどうしても生活に必要なものかと言われればそうではなく、でもこれがプロの職業として成立し、興味を持つ人が多くいることには訳があります。

僕が幼かったころには、将来のなりたい職業にプロ野球選手を選ぶ男子が多かったように思います。単純にテレビで見て、かっこいいし、自分には出来ないプレーを見せてくれるたびに感嘆と感動が湧きあがります。そんな大人たちに憧れの目を持つことは、世間をほとんど知らない子供にとっては、ごく自然のことです。つまり、夢を持たせてくれる、頑張れば、自分でもひょっとしたら、そうなれるかもしれないと思わせてくれるわけです。

これは子供に限ってのことではなく、まだ世に出ていない若い人たちにとっても同じことが言えます。

そう思うと、やはり、大人はそのような人たちに夢や希望を持ってもらえるような環境や姿を見せなければいけないのです。これは何も世界的にとか日本で有名にならなければ希望や夢を与えられるものではありません。このような人たちは限られた、言わば選ばれた人ですからね。

もし、自分が率先して行動をし、その姿で持って、身近な人々に影響や感動を与え、そこから目標や夢を抱いてくれたなら、それはとても素晴らしいことです。僕は誰にでもその可能性はあるのだと思っています。

だから、こういうニュースを聞いたり、見たりすると、この年になった自分でも・・・、と夢みたいなことを感じてしまうのです。

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