2011年9月12日月曜日

展示作品-1

さてと、Sha-gaku vol.3は残り1週間になりました。


先日、Ustで参加者の展示状況を配信しましたが、解像度が高くないのでぼんやりとしていたと思いますので、今日と明日でそれぞれの展示画像を載せようと思います。

それでは、江口敬さんから。

江口さんと初回のSha-gakuからの付き合いで、昨年12月から1月にかけて個展も開催しています。今回のタイトルは、UNLIMITED PHOTOGRAPHS


一見してこれって写真なのと思う人がほとんどです。デジタル処理により、いわゆる写真そのものから離れてしまっていると誰もが感じるかもしれませんが、これもまた写真表現の可能性が無限であり、枠を作ってしまうのはそれを扱う僕たちなのかと考えさせられます。


600×500mmの黒アルミフレームにマット仕様で額装されています。

2番手は、熊谷毅さんです。熊谷さんは唯一Sha-gaku常連で、毎回趣向を凝らした展示内容を見せてくれます。今回は小振りでややおとなしめかと思われますが、これまた写真の特性である瞬間の切り取り、時間性を意識させてくれます。タイトルは、Physical Description


3番手は、エリック・チャンさんです。Sha-gakuでは初めての外国人の方です。タイトルは、It takes two… A3ジャストサイズの白木製フレームに余白を設けて、マット無しでの額装をしています。

タイトルやステーツメンツを読まなくても、イメージのみでも彼の伝えたいことは分かると思います。明確なコンセプトで撮影されていながら、演出がかったところは見られず、素直にストレートに表現されています。

4番手は、平岡薫さんです。彼女は今回が展示初挑戦です。一番小さな一面を使用していますが、逆に展示は難しいのです。今回の額装は部材のカットから手作りで行っています。作品制作中はさながら夏休みの工作教室のようで、とても楽しかったことを思い出します。女性らしい写真とか良く聞きますが、僕自身は一般的な傾向としての認識はありますが、あまり関係ないと思っています。その人らしさ、人となりが表れてしまうのも写真の特性です。彼女の持つ優しさや対象への暖かなまなざし、そして自分自身とカメラとの付き合い方が良く見えてきます。


大小、木の角材とベニヤ板を使用して、凹凸のあるパネルのような形で額装しています。



どうですか、マットに入れて額装するにしても作品により見せ方は変わってきますし、それ以外の方法はいくつもあることが分かると思います。

それでは、またあした。



○Sha-gaku vol.3

8月20日(土)~9月18日(日)

13:00-19:00 月曜日休み

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html


Sha-gaku vol.3 Ending Party "reunion"

9月18日(日) 17:30-20:00(多分延長します)

カロス・ギャラリー








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