2011年11月5日土曜日

休みモードで考えたこと

今週は3日の祝日もあり、いわゆる飛び石連休で、何となく周りの状況も休みモードのように感じられました。とは言え、実際そうだったのかと考えると、普段はこんな曜日に来るはずがない方が来て下さったりするだけで、案外主観的な面が強く、そうでは無い人の方が多いのかもしれません。


土日の週末が決まって休みの人の方が多いのかと想像はしますが、僕自身ずっとそのような形でなくても特に問題を感じていませんでした。むしろひとりで動くことが好きな人にとっては、便利に思えたりするものです。

今も公称としては、月曜日を休みとしていますから、あまり変わらぬ生活サイクルを送っているようです。以前から生活のサイクルが変わると、やはり身体が慣れるのに時間が掛かります。年のせいだよと言われそうですが、若くてもそれほど変わらないと思っています。ただ、無理が利かなくなるということは認めますが。

これは生活サイクルだけじゃなく、新しいことやモノに触れた時も同様です。昨日書いたように、経験や知識がもたらす新たな創造に対しての拒否感が生まれるからですね。言葉を変えるなら、新しい価値観を認めることへの抵抗とでも言えるものです。

昔から頭が固いとか柔らかいとか言われますが、物理的なことではなく、主に考え方についての表現です。一般的には、物事を柔軟に考えられるかどうかということですね。これまでとは違った発想や考えをどれほど思いついたり、または受け入れられるかを言っているようにも思います。

これまで積み上げてきた自分なりの価値観を180度変えろと言われても、そうそう出来ないのが普通ですし、かと言って、確かに時代はさらに前を進んでいるし、今までの常識が非常識になってしまっている場合も往々にしてありますから、やはり一旦は受け入れることは必要だなぁと思っています。

しかも、考えているのは、頭だけではありません。心や体が直接的にそれはダメだ(自分にとって)ということはよくあることです。まぁ、最終的には自分自身で結論を出すしかないのですし、選択肢は多く有った方が良いですから、考え、悩みながら進むしか無いようです。

しかしながら、年を経るごとにその猶予は少なくなってきますから、この辺りも変わらないことへの言い訳になってしまうものです。でもね、それってホントに言い訳なんですね、そう決めたとしても、心のどこかにモヤッとしたものが残っていたりしてますから。

そういった意味では、頭が固いよりも心が固い方が、厄介だったりするのですね。でも、先ずは自分が新しい価値観を見つけたり、変わっていかなければ、前には進まないものです。

また、そんな様子を、子供や若い人たちがどこかで見ているわけで、しかも彼らの方が遥かに先のことを考えているのかもしれないのですから、したり顔で、思慮深げに構えてばかりではいけないのです。





○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

 2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)

 13:00~19:00、月曜日休み、入場料 ¥300

 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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