2011年11月18日金曜日

大人として

福島隆嗣写真展は今日を含め残り3日となりました。いつものことながら今日ぐらいから天気は下り坂のようですが、よほど普段の行いが悪いのかと思ってしまいます。


昨夜はちょっと用事もあり、部屋に戻ったのが9時過ぎだったのですが、テレビにスイッチを入れると、世界女子バレーの放送をしていました。もうすでに終わっているかと思っていたのですが、ドイツ相手にフルセットの熱戦でした。結果は御存知のように日本が勝ったのですが、今回はこれまで知らなかった若い選手が活躍している姿が印象的でした。これまで選ばれていた選手は経験を積み成長しつつ、新しい血が入ることでより活性化しているように僕には見えて、素直にいいなと感じました。

なでしこジャパンもそうですが、このところ何か女性アスリートの活躍が目立ちます。もちろん男だって頑張っているし、自分が男だからというところもあるのでしょうが、そのように感じてしまいます。

若い力には、経験の乏しさや技術の未熟さはつきものです。それでも、それ以上にまだ何ものにもなりえる可能性を持っていると思います。そして、それらを見つけ、そうなっていこうとするには、自分自身の努力の他に環境が大事な要素になってきます。

何でもそうなのでしょうが、目標が必要で、それって環境に依ってくるものだということです。環境は自分で変えていくべきなのでしょうが、前提としての環境が無いことには残念ながら始まらないことの方が多いのです。つまりは、若い力を活かすような環境足るものを、大人として与えたり、残していかなければ、何も変わらないまま月日だけが流れていってしまうと思うのです。

とは言え、僕自身そうしているかと考えれば、まだまだそんなことは出来ていないと感じていますし、大それたことも出来ないと思っています。

でも、そうしたいとの思いはいつも持っていて、そこに起こるジレンマに毎日うずうずとしながら生きている気がします。個人で出来ることにも限りはあるのですから、自然にそうなることが一番良いのかなとも思っています。

単なるひとりよがりなのかもしれませんが、写真を通して自己表現をしたいと考えている方、自らの思う環境に変えたいと思われている人は、いつでもギャラリーの扉を押しあけてきて下さい。





○福島隆嗣写真展 「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

 2011年10月30日(日)~2011年11月20日(日)

 13:00~19:00、月曜日休み、入場料 ¥300

 期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

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