2012年2月29日水曜日

形にしていくこと、今はそれだけを考えていこう。

2月も終わってしまうということで、先ずはお知らせから。

募集中の”Photo Style vol.1”ですが、本日が最終お申込み日になります。世間では復興、復興と言われていますが、地元の人たちが地元の人たちを勇気付けたり、元気づけたりしなければ、絵に描いた餅にしか過ぎません。写真にそれほどの力があるかどうかは分かりませんが、動き出さなきゃ始まらないし、夢見てじっとしていたって変わりません。どうしようかと考えている方は、自身の為にも迷わずお申込み下さい。




明日から3月、震災から一年になろうとしています。さまざまな思いを持って、その日を迎えるのでしょうが、風化させないためのイベントになってはいけないと思うのです。経験的に哀しい思いや辛かった出来事は、何年たっても忘れられるものではありません。どなたも常にそれらを抱えながら、現在を生きているのだと思います。

起きてしまったことを無いことには出来ないから、今や将来に向けて動く必要があるわけで、先ずは自分の有り様を見つめ直すことが大事だと思っています。偉そうなことを書いていますが、僕だって今なおとても不安でいます。将来がどうなっていくかなんて想像も出来ないし、だからこそ今出来ることをしていこうと、そして実際に形として見えるものとしてですね。

形にしていくこと、今はそれだけを考えていこう。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



2012年2月28日火曜日

誰かが合い鍵を持って来てくれることなんてないのですから。

さて、今日から最終週の始まりです。

一カ月と言うと一般には長く感じられますが、やっている方は案外もう終わってしまうんだとの感覚が強いものです。作品にしてもこのままずっと展示されていたいよと言っているのかもしれません。なにしろ、準備期間の方が大抵の場合長いわけですから、そう感じるのは当然のことなのでしょう。

今回の二人は、南相馬から毎週のように来てくれています。きっとゆっくりと休んでいたいと思う日もあるのでしょうから、僕は感謝するしかないのです。おそらくは、終了後その疲れが出るのかもしれません。ある意味、非日常と言える日々を一カ月に渡って送ってきたのですから。

そう思うと益々より多くの人に見てもらいたいとの思いが強くなってくるもので、出来れば延長もと考えたりするのですが、そこは一旦区切りをつけないといけないし、また新しい可能性や刺激を見せることが次へと繋がっていくわけですから、毎回いくらかの寂しさを抱えながら幕を下ろすようになるのです。

でも、何度か展示・発表を行っている人は分かると思いますが、今があって、こうして発表した時点で既に過去となるわけで、そこから次のものが生まれるんですね。まさにその生まれるという感覚が、モチベーションになるのです。

実際、その部分が具体的に次にどう動くかの鍵になります。

そして、鍵は自分の中にしか無いもので、しかもいつもあるものでもないのです。

それを使って目の前の扉を開けるかどうかも、自分にしか決められません。

誰かが合い鍵を持って来てくれることなんてないのですから。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

2012年2月27日月曜日

2月も終わってしまう

そうこうしている内に2月もあと3日となり、本会期も残り1週間になりました。

月末ということで、今日は外出しがちになりますが、何事も慌てずにしていこうと思っています。

明日の河北新報夕刊に写真展の紹介記事が出る予定です。やや遅い感はするのですが、こちらでは長い会期ですので、紹介のタイミングが遅れ気味になってしまいます。でも、紹介されることには大変感謝しています。もし、見かけましたら、是非とも会場へ足を運んで下さると有り難いです。

Phioto Style vol.1の参加募集締め切りも今月中になっています。どなたでも発表するチャンスはあるわけで、するかしないかは自分次第です。ストック・フォトというと何かカッコよく聞こえるかもしれませんが、陽の目を見なければ、ただの記録になってしまいます。発表して、初めて価値が生まれるものなのです。参加を検討されている方は、今すぐにご一報下さい。




さてと、そろそろ出掛けようと思います。済ますことは早く済ませてすっきりと次の月に向かいたいですからね。

皆さんも良い一週間を。

そして、週末に新たな出会いがあることを願っています。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



2012年2月26日日曜日

働きかけってやつ

世の中の大抵の人は凡庸で淡々とした日々を送っているものです。僕も然り、そんな中それぞれが楽しみを見出し、少なからずこうなったらいいなとかこうしたいと思い、それに近づく些細な実感が得られる時に、喜びや幸せを感じるのだと思います。

しかも、その期間は長く続くことはなく、あいまいな記憶として残るだけなのかもしれません。だから恒常的な幸福感は、いつもの普通の営みの中で瞬間、瞬間に起き得るもしくはあるもので、突発的に偶然に起こるものではないのです。普段からしていることが、そこに結び付いていくのだと思います。

簡単な話、自分の夢や目標に辿りついたと思えることは幸福なことなのですが、そこに至るには、普段からそれらに対しての働きかけをしなければ、向こうから勝手に寄ってくることはないということです。地道にでも少しずつ発信し、行動していくことが大事なことで、その方向は世の中であっても家族といった小さなものに対してであっても良いわけです。

その働きかけってやつが、つまりは自己表現だと思うのですね。アート云々は別にして、自分のやり方でいいし、比較なんてする必要もないものです。なぜなら、幸せや喜びの価値は人それぞれだからです。


大雪の日、誰もいないギャラリーにいるといろいろなことを考えます。

善からぬこと、楽しいこと、いろいろな考えが頭を巡ります。

でも、することやしたいことはおのずと限られています。

それに対してどう表現していけば良いか、
・・・・やることはまだまだたくさんあるということです。





Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



2012年2月25日土曜日

今から、始めれば良いのです。

風も止み、日差しにやや暖かさを感じ、やっぱり春に向かっているんだよなと思っていたら、今朝はまた雪が降っています。気温も上がったり、下がったりで、体調を崩されている方も多いのではと、余計な心配をしてしまいます。

そんなわけで、僕の今の願いは早く雪が止んで欲しいだけなのですが、気温が上がるにつれ雨に変わるような天気予報です。展示会はこの日だけのイベントではないし、来週末までしていますから、都合に合わせて来てもらえればいいよねと構えるとします。

それにしても、季節は確実に春に向かっています。そろそろ、冬眠のような気持を切り替え、いろんなものを表に出して欲しいと思います。結局、世の中は個が集まり作られるわけで、その個に動きが無ければ、全体としての色も出てきません。色のないモノクロームの世界も、実はその陰影の違いにより、さまざまな表情や色を出して、全て同じであったりしたのなら、白か黒だけの味気なく、よく分からないものになってしまいます。

それは、その地域の文化についても言えることで、結局はその地域の人の個が集まって出来上がるものです。何ものにも依存しなくていいんじゃないかなと思います。標準とか便利とか流行りとか常識とか、そんなことを考えている内は、オリジナリティーなんて生まれないのですよ。まぁ、良し悪しは別にしてね。

遅いことはありません。
もし気づいたのなら、今から、始めれば良いのです。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



2012年2月24日金曜日

決めるのは自分ですから。

昨夜の風はすごかったですね。バタバタとサッシが音を立て、うるさすぎて寝るまでに時間が掛かってしまいました。その上に、polkaが例のフンつまりになりかけていたので、気が気でなかったのですが、どうやら自力で解決し、今朝は僕同様少しだけお疲れモードでした。でも、まぁ、一安心です。

このところ、グチっぽかったり、物事を良くない方向に考えがちになっている感じなので、気をつけないといけません。焦らずに、出来ることからしていくことが肝要です。そうでないと、自然に表情や態度にも表れてきますからね。先送りにしてしまっているものもいくつかあるので、先ずはそれから片付けようかと思っています。

時間は誰にでもその長さは平等で、でも限りあるものだから、やっぱりぼんやりとしているだけじゃいけないよなと思うわけで、かと言ってすぐに自分の望む通りに行くわけではないから、その辺りにジリジリとしながらも、前向きに考えていかないとね。

誰もが、ああしたい、こうありたいってところから始まるのに、結果はそれぞれ違って来るし、確かに世間的な常識外での間違いはあるのかもしれませんが、でも最終的に決めるのは自分ですから。





Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

2012年2月23日木曜日

写真を撮るのがうまくなりたいと思うなら

数日前に、Sha-gaku vol.4のDMが出来上がってきて、サイトにも概要を載せています。

DMはこんな感じです。


今回の参加者は公式には3名で、人数はやや少なめですが、DMには... and moreとあります。こちらは見てのお楽しみといったところです。
同時にギャラリー保有の作品も並びますので、さまざまな種類のプリントや作品が見られると思います。
それにしても、参加する方がなかなか集まらない現状は、ギャラリーとしての知名度やブランドの無さと真摯に受け止めていますし、まだ仕方ないのかなとは思っています。でも、参加する方に対しては発表することでしか得られない充足感は味わってほしいですし、それが出来るのはここだけとも思っています。
遅すぎることはありませんけど、迷いはただいたずらに時間だけが過ぎていく場合もあります。
写真を撮るのがうまくなりたいと思うなら、先ずはたくさん撮ること、
そしてそれらを発表することですよ。

Story vol.3 企画 “2011” 
清信一芳小田紗優美 二人展
201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


2012年2月22日水曜日

敷居は低く、志は高く

中日も過ぎ、残り2週間を切りましたので、今日はもう少しだけ展示の様子を載せてしまいます。





どちらがどちらであるかは、実際に見に来られて、会場だけで感じられる空気感と一緒に確認してみて下さい。

決して敷居が高いようなものでもありません。誰もが普遍的に思えることを表現しています。

でも、これって一番難しいんです。

敷居は低く、志は高くなくちゃいけないのですから。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


2012年2月21日火曜日

柔軟に、そして前を見ながら

何をしてもうまくいかない、ダメな日があるもので、昨日がそんな一日でした。

午後中、ずっと出掛けて、いろいろと考えているものを調達しに行ったのですが、自分でも笑っちゃうほど全てが空振りで、ホント何をしていたのと聞きたいくらいでした。それでも、普段出歩くことが少なくなっていたし、天気も比較的穏やかだったので、気分転換にはなったかなとは思っています。

まぁ、そんな日ばかりじゃないよと自分に言い聞かせ、気分を変えて今日からの一週間を過ごそうかと思っている次第です。仕事もそうだけど、ある目的に対してああしたい、こうしたいと検討していても、必ず障害は発生するわけで、その度に違う可能性や方法を考えます。状況は刻々と変化していくし、タイミングも大事になっていきます。

その辺りを冷静に見据えて、慎重に行うよう、昔良く言われたものです。その時に備えてのリスク対応やマニュアルも確かに合ったのですけど、判断は瞬発力だよなと思えることは多々ありました。でも、出たとこ勝負的なやり方で上手くいったことは少なかったようにも思います。

継続的に考え、少しずつでも進んでいく為の持続力が、あるタイミングで瞬発力を生むのだと思いますから、昨日は空振りに終わったけど、また次があるはずで、それまではまた考える日々が続くのでしょう。

柔軟に、そして前を見ながら。



Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

2012年2月20日月曜日

いつでも待っています。

全国的に梅の開花が遅れているようです。東京にいた時分は近くに梅園があり、この季節には必ず見に行ったのですが、今はそういうこともなく、今朝のテレビでそう言えば梅の季節だよなと知った次第です。仙台は普段でももう少し先なのですが、この寒波で遅れるのかもしれません。

寒さには関係なく、出歩くことがめっきり少なくなってしまい、何か世間から取り残され感がしないでもないのですが、街も人もちょっと元気がないのかなと感じてしまいます。きっと僕が気付いていないだけで、ホントはそうじゃないと思っていたいのですが・・・。

さて、4月中旬以降に開催予定で現在募集をしている”Photo Style vol.1”ですが、募集締め切りを今月中に延ばしています。まだ人数が足りていないことが理由のひとつです。実際、体験型ではなく、制作をしなくちゃいけないのですから、気楽にホイと参加しようとは思わないでしょうし、一個人のギャラリーで行ってもキャリアにもステータスにもならないからと考える方もいらっしゃると思います。

この企画に限らずに、公募で行っているものは、集めるのに苦労することは毎度のことですし、結局は興味を惹かない企画を出す僕が悪いのですから、結果は甘んじて受けようと考えてはいます。でも、僕としてはこの公募という形は止めるつもりはないのですね。

つまりは、自発的な行為から生み出されるものが無い限り、続かないし、残っていかないものだと思っているからです。それにはまず地元(仙台に限らず広く東北という意味で思っています)でどれほどの事が出せるかだとも考えていて、僕自身そういう人たちを求めているのです。世の中の状況は変わっていますから、昔のようにここじゃなきゃダメなんてことはないし、その場で出来ないことはよそでも出来ないのですから。

いつでも待っています。





Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。




2012年2月19日日曜日

ホントの気持ち・・・少しだけ

今週、DMを置かせて欲しいと来られた方が2名程いて、ようやく発表を考える若い人が出てきたことに嬉しく思いました。他のギャラリーで行うものであっても、基本的に写真表現であれば、僕は置くようにしています。なにより、そういう人たちが増え、一般の方にも写真の面白さや奥深さを知ってもらえる機会が増えることを願っているからです。


願っていると書くと、ちょっと大げさに思われるかもしれませんが、これってホントの気持ちなんですね。そうじゃなきゃ、写真をアートとして捉え、しかもそれらを紹介する、もしくはそういう写真を発表してみたいと考えてる方に対して専門のギャラリーを開くことなんてしませんから。

ただ勘違いして欲しくないのは、いわゆるアート系に感じられる、見える作品以外を認めていないということじゃないことです。結局、アートって、その人となりや生き方が表現されているもので、上っ面はそれ風に見えてしまったり、逆にすぐには見えなかったりするものですからね。たまたま、その表現方法が写真であっただけなんですけど。

理由のひとつは、今はカメラは誰もが扱えるものであり、常に撮ることが出来るものだからです。そして、デジタルだアナログだなどという議論はもはや過去のものだと考えているし、カメラだって自分の表現にしっくりくる、合うものを使えばいいと思っているくらいです。その安易さが他のアートと比較して、一見下に見られるような風潮なんですけど、それって違うでしょうとも言いたいわけです。

ただ、自己表現としてエゴイスティックな部分だけが見えたり、逆に何も感じられないものに惹かれないのは事実で、それは写真に限らないことです。つまりは、人が作りだすもので、ましてや大量消費財ではないわけだから、その人自身が表れていたり、想像するに値したりするものに自然に惹かれていくということです。



あぁ、やはり面倒くさい男ですね。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月18日土曜日

変わらないでいること。

今朝は一時間ほど寝坊をしてしまいました。寒さで起き上がれないわけではなく、単純に寝てしまっていたし、珍しくpolkaも大人しかったので、二度寝もなくの寝坊でした。普段から目覚ましは使うことも無く、自然のままに朝を迎えていたのですが、特に驚くでもなく、いつもとは違った針の位置におやぁと思ったぐらいです。


特に体調が変わったわけでもないので、気にせずにいこうかと思っています。本会期、2度目の週末で、今日も二人は来てくれるはずだし、変わらない姿で迎えたいものですから。

変わらないことは変わることよりも難しいと言われるように、人は年を取り、環境も刻々と変わるわけで、変化していかないわけにはいかない事を考えると、案外そうだよなと思ってしまいます。マンネリ化と勘違いしがちだけど、決してそうではなく、変わらない努力をしない限り、自然に変わってしまうものですからね。

そうは言っても、ずっと変わらないでいることは不可能な話で、さまざまの物事を一旦受け入れた上で、取捨選択して変わるべきところは変えればいいのであって、何も考えず、何も受け入れずに変わらないことを良しとするのは違っているとも思います。自己完結やエゴとは違った部分で、他者との共存の中、変わらない自分自身を作り上げられればよいのではと考えているのです。

言葉では簡単だけど、実際はすごく難しいし、現実はもっと厳しいものだから、思わず眼を瞑ってしまいそうになったり、敢えて見ないようにしてしまいがちです。その為、全く違った方向へと進んでしまうこともあります。

だから、いつもそうしよう、そうしたいと考え、実際に行なうことが大事なんだと思うのです。



でも、やっぱり難しいよな・・・。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月17日金曜日

時間は待ってくれないものですからね。

本会期も今週末で折り返しになります。時間が経つのが早く感じられる毎日です。特に2月は今年はうるう年で普段より1日多いのだけど、ほんの1日2日の違いだけでいやに短く感じられます。


早く決めてしまえよと煽る自分がいる一方で、いやちょっと待てよと制するもうひとりの自分との葛藤がこのところあります。朝ふと思いついたことにいいなと感じたことが、しばらくするとちょっと違うなと思い直したりすることがしょっちゅうです。

物事は本当は単純なことの重なりであるはずなのに、重なりが繰り返されてくると、勝手に複雑なことのように思えてくるものです。その為、ひとつひとつがうまく考えられなくなったり、見えなくなってしまったりして、混乱をきたし、判断も間違ってしまいがちです。

人や世の中は元々が矛盾したものだから、そんなのは当たり前のことでもあるのですが、よりシンプルに考えていきたいとは思っています。回り道をしながらも、未だ姿すら見えてこないこの先にあるものに向かって、余分なものをそぎ落とす作業ももっと必要なのかもしれません。

時間は待ってくれないものですからね。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月16日木曜日

可能性への扉は目の前に開いているのですから。

現在募集中のPhoto Style vol.1の締め切りが、2月19日と迫っています。まだまだ余裕な状況ですから、締め切りを延長するつもりではいるのですが、是非参加をして欲しいと思っています。


写真やカメラとの付き合いで、展示や発表を考えられている方は少ないのかもしれませんし、ひとりでやろうとすることに抵抗がある方もいらっしゃるのでしょう。自分の趣味の範囲で、まだまだ人前に出すような写真ではないと思われている方も実際の所多くいますから。

でもね、これだけは言えるのですが、一度自分の思うところから発表をしてみると、自分自身と世の中、自分自身と写真との関係というか、寄り添い方が変わります。よく言われることだけど、世界が拡がる一方で、より深いもしくは高みが見えるようになるのです。自分自身の可能性と言ったものも含めてね。

当然ながら、発表することは見る側を意識するようになるわけで、自分だけが楽しめればと言うよりもその反応に対して過敏になりがちですが、先ずは自分が何を求め、何を表現したいかが大事なことです。そうすることで、他の誰かが楽しんだり、感動したり出来たなら、そこにはひとつの関係が生まれるわけです。

これは他の人に与えるだけではなく、結果として自分自身に与えられるものでもあります。そして、与えられることだけをじっと待っている内は、決して訪れないものです。反応にはそれが起こり得るきっかけが必要で、それらを作るかどうかは、結局は自分に依ってくるものなのですね。

どうしようかと迷っている方は今すぐご連絡を。

可能性への扉は目の前に開いているのですから。

http://kalos-gallery.com/event/planning.html



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月15日水曜日

さて、何から手をつけようか。

40歳を不惑の年、50歳を知命の年と論語では言っています。


僕はもうすでにどちらも過ぎたわけだけど、相変わらず悩み、惑い、これが天命だなどとは思えていません。死ぬ間際にでも、あれがそうだったのかぐらいは思うかもしれませんが、今のところは、まだ暗中模索の状態だと思っています。年を経るにしたがい、極端な変化を嫌うようになっている事は確かですし、信念まではいかないけれど、自分が感じ、そうしたい、そうありたいと考えることに出来るだけ近づいていたいと思っているだけなのかもしれません。

それが良いことなのか、間違っているのかと自分に問いかけてみても、すぐには答えは返ってきません。これもまた、後にしか分からないことなんでしょうね。

後悔にしても、あくまで人それぞれに個人的に発生する感情で、他の人とは共有出来ないものです。他人からそれで良かったんだよと言われたとしても、それはそれだけの話。

でも、最初から分別くさく、自分から諦めてしまっては面白くもなんともないから、やってしまうのだけど。

当分、不惑すら訪れてくれないだろうな・・・。


さて、何から手をつけようか。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月14日火曜日

改めて、今出来ることを・・・。

今日はバレンタインンデーです。


朝早くから各局で特集を組んでいました。個人的にはほとんど関係の無い話ですが、ギャラリーにも一口チョコレートを置いています。カレンダーとカタログのおまけで差し上げているものです。売れ切れまでは付けるようにしようと思っていますので、お早めにお越し下さい。

昨日は名取まで行ったり、駅周辺をウロウロとしていたのですが、久しぶりに入った商業施設はすっかり春の装いです。季節は確実に移り、じき春を迎えるんだよなと改めて実感しました。いつまでも冬眠したままじっとしている場合じゃないよということです。

もうじき震災から1年になります。改めて、今出来ることを考えたいと思います。

自分自身にも、他の誰かに対しても、決して他人事ではなく、かと言って押し付けだけにならないように。

あらゆることを正面で見て、素直に受け止めようと。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月13日月曜日

それでも、今、こうして生きているわけだから・・・。

それにしても、昨夜の風はすごかったです。昼間もそうだったのですが、夕方から強くなり始め、建付けの悪い部屋の窓がガタガタと音を立てていました。一夜明け、風は収まったようですが、やはり寒い朝です。


休廊日の今日は、ちょっと溜まった仕事をしたり、私用があったり、出掛けようかと思っていたりと、何かと慌ただしくなりそうです。ゆっくり、のんびりとしたいと思いながらも、絶対何かをせずにはおられない性分なので、このぐらいがちょうど良いかもしれません。願わくば、あまり寒くなってくれなければね。

常にアンテナは高くしていたいとは思っているのですが、ひとりでしていることもあって、どうしても閉じこもりがちになり、情報といえばネットが主になってきていることに少しだけ危機感を感じています。やはり、相手の顔が見え、生身の感情が確かめられる、やや痛みも伴うかもしれないけど、そんな世間との付き合い方の方が僕には合っているように思います。

だって、実際に行ってみなければ分からないことだらけだし、考えていただけで前に進むなんてこともないし、自然に世間がすり寄ってくることも稀だから、自分からしていくしかないないよなと思うのです。それも自分の方法でしか出来ないから、限りはあるのだろうけどね。



それでも、今、こうして生きているわけだから・・・。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月12日日曜日

「引き合い」

雪が降ったり、止んだりと落ち着きのない日曜日の朝です。予報では午前中はそんな感じで、午後から晴れマークに変わっています。そうあって欲しいものです。


昨日は誰かしらが常にいて、やはり平日とは違い、賑やかな雰囲気に包まれました。アートなんて、かしこまったり、難しい顔をして観るものでもないし、大抵の人にとってはおしつけがましい主張なんて見たくもないでしょうし、それぞれの方法で楽しんでもらえれば良いのです。決して卑下しているわけではありません。

アートとしての基準がどこにあるかといえば、表現者においては自分自身の創造性に働きかける何ものかであって、見る側にはそれらによって何らかの作用を及ぼすことのように思えるのですが、これだって人それぞれなわけで、明確なものではありません。

ただスゴイなとか、わけが分からないけど元気になれるとか、見ているだけで心やすらぐといったものだけで充分ではと思えるのです。いわゆる権威に認められた何となく高尚な活動や創造物がアートとして理解されがちですが、表現者と見る側との間に自然発生的に表れる「引き合い」ような感覚が無ければ決して成立しないと思うのです。

頭では理解ではなくても、単純にスゴイと感じられ、その場に立ちすくんでしまったのなら、その時点でもうアートなんじゃないのということです。

考えるのは後からでも出来ます。でも、そんな「引き合い」に出会えることはあまりありません。

与えられるのを待っているだけではね。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月11日土曜日

感じてくれればいいんです。

本会期初めての週末です。今日は出展者の2人が在廊予定ですから、これをご覧になった方がいらしてもらえると嬉しいのですが。


昨日も書いたように、彼らの本気度が充分に感じられる写真展になっています。キャリア2、3年、一眼レフカメラをついこの間手にしてばかりとは決して思えないくらいの世界を描いてくれています。繊細さや大胆さ、はかなさや力強さ、一見して矛盾しているもの同士が互いに反発しあうわけでもなく、溶け合うように存在しているのです。まさに心の中を見ている(見られている)ような面持にさせられ、なにかしら共感し得るところが発見できると思っています。


いいなと思える瞬間、それは理解するよりも感じることなので、感違いなんてこともよくあるわけで、でもそれも有りなのではと思います。理解は誤解から始まるなんて言葉もあるように、単純に分かるものだけで世の中が構成されてはいないし、わざわざ複雑にしてしまっていることの方が多いのだから。

だから、先ずは感じてくれればいいんです。


それには、自分自身を突き抜けようとしている彼らの作品を見てもらうしかないのです。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html

2012年2月10日金曜日

本気度

つくづく思うのですが、写真展しかりさまざまなアート系の展示会を観に行った際に、どれほど作家の本気度が感じられるかでその良し悪し(自分にとっての)が決まっているようです。もちろんこれは僕個人的な感想であって、誰もがそう思うかは別で、作家自身の本質を見ているかといえばそうではないようにも思います。


一口に展示会と言ってもさまざまな形態があり、作家以外の人々の意見が取り入れられる結果、思いもしない方向や展開で見せられてしまうこともあります。ほとんどの人は作家に近しいわけではなく、その人となりなんかも周りの伝聞や情報から得るものが多く、勝手に想像したりしまいがちですが、作品から感じるものにはそんな余計なものを差し引いてしまうだけのものがあってしかるべきです。そこに必要なものが、本気度だと思うのです。

作品を発表するのですから、誰もが本気だろうと思われますけど、いかんせん感じられないものもあるわけで、何が言いたいのか、何を伝えたいのかが良く分からないなんてことは結構多くあるものです。これは、僕の経験の無さも一因ではあるのですが、そんなものを超えた何ものかを観たい欲求がある以上、そうなってしまうのだと思います。

なんにしろ、本気度は作家の生き方にも関わってくるものですから、技術や経験に裏打ちされたものでもなく、もっともっとピュアなものだと思うのです。だから、名も無い新人の作家の作品に対して、不意打ちのように感動を受けたり、離れがたい衝動を感じたりするのです。

逆に言うと、作家としての本気度が見える作品は、それだけでアート足り得ると言えるし、実のところ、何もアートに限ったものではないのです。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月9日木曜日

エンジェル

今日も寒くなりそうな気配で、最近は近くまで自転車で行くのも辛くなってきました。でも、あと2カ月もすれば暖かくなってくれるはずだし、寒い、寒いと文句を言ったところで始まりませんからね。


さて、昨日サイトを更新しています。2回目のエンジェル募集を載せました。今回の対象者は木戸孝子さんで、ギャラリーに来て下さっている方には良く知られている方だと思います。ニューヨークで銀塩プリントを学び、その卓越したプリントと普遍的な世界観は、個展”The Ordinary Unseen”で知られることとなりました。

仙台に住み始めてから2年以上たちましたが、震災は彼女自身にとっても大きな衝撃でした。ひとりの写真家として、何をして、どうすべきかをずっと考え、継続的に被災地へと向かい、写真を撮り続けたと言います。そうして、やがて、ひとつの結論が出ました。

たとえ、瓦礫となってしまった家屋や流されてしまった海岸においても、そこに住む人々にとってはかけがえのない美しい場所だということ、それらを誇りとして人々が生きていること。

もっとも根源的な生きる意味としてそれらを写し取り、表現・発表することが、今の自分に求められていることだということです。

僕はそんな彼女を素直に応援したいと思います。

でも、ただギャラリーで展示・発表するだけでは、限られた人にしかお見せできないのが現状です。そういう類の作品もありますが、今回のものはより多くの人に観ていただきたいものなのです。その為、巡回展も考えています。

是非、皆さんの力を貸していただきたいのです。

http://kalos-gallery.com/event/angel.html


宜しくお願いします。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月8日水曜日

”Photo Style”募集中

平日からの開幕ということもあってか、お客さんもぼちぼちといったところなので、サイトの更新作業や企画の検討・資料作成をしながらギャラリーにいます。寒い時期は外に出るのが億劫になりますから、ある程度は仕方ないかなと思っていますし、今週末は祝日もありますから、その時に来て下さることを願っています。


さて、4月開催予定の”Photo Style”の参加申し込みがなかなか進みません。何名かの申込みはあるのですが、今回はひとりで多くの作品を展示するわけではありませんから、ある程度の人数が必要になります。

写真が好きで撮影をしている方は、ホントに多くいらっしゃるのですが、作品として考えたり、テーマに沿ってまとめる方は非常に少ないのだと思います。趣味のひとつだし、自分で楽しめれば良いのだろうし、そういった写真との付き合い方を否定するつもりはさらさらありません。

ただ、もし、自分の良いと思えるものや気に入った写真を撮りたいと思い、それほど少なくない費用をカメラにかけているのなら、漠然と撮影を繰り返すだけではなく、自分なりの形にまとめることをした方がその目標に近づくのは誰にでもわかることです。

“Photo Style”は、ポートフォリオ、フォトブックの展示ですから、構成や選択が展示よりも難しいかもしれません。でも、いつかは自分の写真と向き合う必要もあるわけで、そのチャンスでもあるのです。先にポートフォリオを持ってきてもらえれば、レビューも行います。

詳細、申込みはこちらから。

http://kalos-gallery.com/event/planning.html



今日は宣伝だけになってしまいました。

つまらないな・・・。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月7日火曜日

いよいよ、今日開幕です。

いよいよ、今日開幕になります。


天気は雨とあいにくなのですが、慌てずに観に来ていただければと思っています。二人とも普段は南相馬にいますので、主に土曜日に在廊してくれる予定です。お話をするのなら、その日に来ていただければと思います。

全貌は会場で観ていただくとして、さわりだけ載せておきます。



二人とも、写真のキャリアは2、3年と浅いのですが、そんなのは関係ないことです。何を撮り、何を伝えたいのかが自分自身ハッキリとしていることが大事なことで、それらを表現するには何をすれば良いかをずっと考え続けてきたのだと思います。


もし、観に来られて、何か感じたのなら、二人がいる時には話しかけてみて下さい。

コメント帳も用意していますから、一言素直な感想をいただけると幸いです。


宜しくお願いします。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月6日月曜日

昨日は福島へ行ってきました。

昨日は福島へ行ってきました。


そうです。江口敬さんの個展、“風渡ル組曲”を観に、仙台から3名と福島で合流した4名、合わせて7名でのツアーです。いつもギャラリーに来てもらっていて、福島に足を運ばないのは何か違うなとずっと思っていたのですが、ようやく行けたわけです。

福島から車で20分程の風花画廊にある珈琲楓舎は、古民家風だけど何故か古臭さを感じさせません。漆喰の壁の橙が作品の雰囲気と合っていて、小さな空間に花を咲かせているようです。何点かは以前に見せてもらっていた作品ですし、僕にとってはいつもの彼があったのですが、初めての方にはおそらくその美しさや静寂性、あるいはハッとするような色遣いに驚いたろうと思います。

風花というと、昔観た相米慎二監督の映画や川上弘美の小説を思い出します。昨日は風が弱かったこともあり、その情景は見られませんでしたが、とても情緒ある好きな言葉です。まだ一週間開催されていますから、キンと晴れた日にはそんな情景が見られるかもしれません。是非、福島の方(それ以外の方でも)は観に行かれてはいかがですか。

こちらはその近くにあるアンナ・ガーデン内の教会です。話によると福島のデートスポットとか。


さてと、こちらは明日から開幕です。


また、違った美しさをお見せできると思っています。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月5日日曜日

すっかり出来上がりました。

すっかり出来上がりました。


全37点の作品が壁に収まり、予想通りいい感じです。照明も微妙に変化を持たせ、それぞれの世界を映し出しています。開幕まではあと二日ありますが、今すぐにでもお見せしたい気持ちです。

昨夜は完成祝いではないけど、若い二人と食事をしながら、盛り上がっていたのですが、それぞれの顔には安堵感と充実感が見られて、僕もとても楽しい時間を過ごしました。自分自身では不安ややり残したことがあったのではと感じているのかもしれませんが、何にしろやりきった二人を、決して上から目線ではなく、褒めてあげたいと思います。

見に来られた方には、表現の面白さや大切さ、形にすることで生まれる力のようなものを感じとってもらえると思っています。写真はアートとして難解であったり、まだまだ他のものと比較すると認識度は低いのかもしれませんが、そんなことを考えずに、素直に感じ、思い、考え、楽しんでほしいですね。

さて、展示も一段落というわけで、今日は一日出かけてきます。

足元に気をつけながら、多くの人が見に来られる様子を夢見ながら。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月4日土曜日

さて、ぼちぼち準備にかかるとします。

まだテスト版だったのだけど、最後のアイテムが昨日届きました。


心配ながらも確認すると、予想以上の出来だったのでほっと一安心していたところ、一部僕のミスに気付いて、逆にテストで良かったと思いました。思いがけずに起きてしまったことだったのですが、やはりちゃんと最後に確認しないといけないとの思いと同時に、何度か確認したはずなのにとの思いも頭をよぎりました。

これって僕にとってはよくあることで、思いつきや勢いに任せて進める傾向が強く、その場の感情や雰囲気から走ってしまうわけで、途中一度は振り返ったり、考え直したりするのですが、先ずはしてしまっている時に起きやすいものです。自分でも分かっていることなので、大抵は一旦寝かせたり、棚に上げてから、また取り出してみて、実際に動くかどうかを決めるようにしています。まぁ、思いついた時点で、ほとんどはすると決めているのですが。

今回はそれほど大きなミスではないし、他の懸念事項が解決していたので良しとしたいと思います。今日これの修正を終え、手配をすればひととおりの準備は終了です。おっと、展示がありましたね。それも昨日書いたように今日で終了させますから、ご安心を。

さて、ぼちぼち準備にかかるとします。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月3日金曜日

いわゆるバランスというやつ

いよいよ明日が展示作業の正念場になります。といっても、それほど気負っているわけでもなく、予定に則して作業をしていけば良いだけです。すでに半分は終わっている状態ですから、残り半分が終了した時に、ギャラリー内の雰囲気、空気感がどうなっているかになります。


いわゆるバランスというやつです。もちろん、その辺りは二人展ということで、充分考えてはいましたが、なにより個としての表現を大事にしてしまう傾向が僕自身強いことと過剰に互いを意識して欲しくなかったこともあり、意図的に作品を選択したり、構成することはしていません。

結果として、バランスが悪く、居心地が良くない感じになったとしても、それらの責任所在は僕にあるわけで、出展者にはなんら関係の無いことだと考えています。全体を整え、考慮しつつ、見る側に納得してもらえるようにすることも僕の仕事ではあるのですが、凡庸で型どおりのものを提示したところでそこから先に何が生まれるかとも思えるのです。簡単に言ってしまうと、アートってそういうものじゃないだろうということです。

表現者の感情や思考が見え隠れしてこそ、表現としての意味を持つわけで、その為には一般的な枠組みや様式といったところからはみ出すことも必要ですし、あえてバランスを無視することもしていかないといけないと思っています。

さて、こんなことを書いていると、何か不安がっているような印象を与えるかもしれませんが、実は全く心配はしていません。むしろ、ワクワクとしていると言えます。

これも今の僕のホントのところです。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月2日木曜日

ホントのところ

昨日、一昨日でカレンダー、チョコレートといった販売に関わるアイテムの紹介をしてきましたが、もっとも重要なことは写真展としての中身がどうかということです。写真展から受ける印象や良し悪しはあくまで見る側の評価によるもので、主催としての僕の役割は写真展直前まででほぼ終わりだと思っています。


この間に出来得ることを考え、実践し、見る側に受け入れられる領域を拡げることが大事なのですが、それ以上に出展する写真家の意思や意図を充分に反映させたものである必要があります。それには、出展者との充分なコミュニケーションと距離感ともいえる親密性が出てこないと、なかなかうまくいかないものです。

ここでいうコミュニケーションや親密性とは表面上のことではなく、より深い部分でも信頼とでもいったものですが、慣れ合いや妥協に繋がっていくものではありません。あくまでも表現者としての持つ部分とそれを支援や共感を持って手助けしたい僕との立場は違っているものですから、そこを履き違えてしまうと本末転倒になってしまいます。

その点については、今回の二人とはなんら問題はありませんでした。二人展として開催することを決めるまでのいきさつはいろいろとあったのですが、今ここにきて、これをすることの意味が僕の中でより明確になってきたような気がします。もちろん、中身についてはどこに出しても恥ずかしくない、というか、二人の現在持っているものがハッキリと表現され、見る側には自然にそれらを感じてもらえるものになっていると確信しています。

あぁ、多くの人に観てもらいたい。

これが今の僕のホントのところです。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html

2012年2月1日水曜日

準備は着々と進んでいます。

今日から2月です。ついこの間お正月だった印象が強いのですが、もうすっかり1カ月が過ぎてしまいました。のんびりなんかしていられない、そんな思いです。


当ギャラリーで個展も行った福島の写真家 江口敬さんの地元での個展が今日から開催されます。

詳細は、こちらのサイトで見てもらうこととして、是非地元の方々に観て欲しいものです。

http://ondori.exblog.jp/14247181/


さてさて、昨日書いたようにもうひとつのアイテムが届いたので、ちょっと紹介を。


バレンタインデーに因んでのチョコレートです。包装紙の表面に3種類のデザインがプリントされた一口サイズのものです。こちらは、販売をする予定は有りません。カレンダーを購入された方に1個ずつ差し上げようと思っています。数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。

アイテムも揃いつつ、展示は今週土曜日で終わらせる予定です。実はもうひとつアイテムを準備しているのですが、こちらは会場に来て見ていただくこととして、あえてブログでは紹介しません。

準備は着々と進んでいます。



○Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳 ∞ 小田紗優美 二人展

2012年2月7日(火)-3月4日(日)

13:00~19:00、月曜日休み 入場料 ¥300

期間中何度でも入場出来るパスポート制です。

http://kalos-gallery.com/exhibition/next_exhibition.html