2012年3月3日土曜日

いつの時代にも通用するものだから。

昨日午後から降り続いた湿った雪が、未明にようやく止んでくれました。いつものようにまた天気が悪いのかとやや凹んでいたのですが、どうやら天気は持ちそうです。足元はまだ悪い状態ですから、来られる方は充分ご注意下さい。

今日と明日は、二人も来てくれるはずですので、最後まで楽しんでいきたいと思っています。二人にはやって良かったよね、またしてみたいと感じてもらえれば何よりですし、見に来ていただいたお客さんにも次を楽しみにしていただけたなら、嬉しく思います。それには、先ず、僕も楽しんでいかなくちゃいけませんから。

企画を立てる時って、ポンと即座に決まる時とやや時間をかけて考えた上で決める場合があるのですが、僕の場合は、最初はいくつかの単なる思いつきから始まり、その中で気がかりになったり、いつまでも頭に残っているものが結果として形となっていきます。でも、それってひとりよがりの部分も多く、決めた後も、本当にこんなんでいいのと自問自答している方が多いように思います。

今回の二人展にしても然りで、南相馬の写真家と言葉として出してしまうとやはりそこだけが注目されてしまうし、どうしても見る側もそう受け止めがちになってしまうから、彼らが本来持つ写真表現の善さが違って受け止められないかと考えました。元々そういう意味合いで二人を選んだわけでもなく、僕にとってはごく自然の成り行き(と言っても僕ひとりの心の中で生まれたものですが)で進めたものなんです。

そう、良さではなく、善さと書いたのも、二人を選んだ理由のひとつであって、ただきれいだねとか素敵だねとかではない、もっと本質的な善さを感じて欲しいのですね。

だって、これって、いつの時代にも通用するものだから。





Story vol.3 企画 “2011” 

清信一芳小田紗優美 二人展

201227日(火)-34日(日)
13001900、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。



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