2012年4月30日月曜日

今からでも遅くないってことです。

昨日に引き続き、Photo Park - 写真の眼 についての補足です。

この企画は作品点数とそれぞれの作品サイズに制約がありますが、組み合わせも可能です。

例えば、A1サイズの作品を2点出展したいと考えていれば、1点参加を2つ申し込んでもらえれば良いのです。これにより、作品サイズのバリエーションは増えます。また、テーマ・モチーフ毎に一点ずつなんてことも出来ます。

それと、プロ・アマ問わずの募集ですから、ぜひとも職業写真家の方にも参加して欲しいと思っています。それぞれに考え方はあるのですが、個人的には、カメラや写真で生計を立てられている方は、写真の将来や未来を担っている方だと思うのです。

そういった方々が、多くのアマチュア写真家や写真愛好家の範となり、仕事としてではなく、自らの表現を世に問うことで、その魅力や可能性を示して欲しいのです。作家として生きるには、環境や状況が整っていない現状だから、その道筋を創っていくには困難だらけなのでしょうが、いつもこの場で書いているように、何もしなければ変わらないままだと言うことです。

次の世代や身近であれ人々に夢や希望、将来への期待を与えるのも、プロ(写真やカメラを通して生活をしている人という意味で)としての役割なんだと思うわけです。

何を勝手なことをと思われる方は、それでも構いません。幾多あるブログやサイトのほんの小さな個人的なブログでの話ですからね。

それでも、何かを感じられた方は、今からでも遅くないってことです。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月29日日曜日

急募!!

今日は二つの企画の募集お知らせです。

一つ目は、【期間限定】 個展・グループ展をしよう!

ギャラリーレンタル料金を期間限定で、通常¥65,0001クール)が、¥50,000でご利用になれます。申し込み期限が、明日430日までになっていますが、「ブログを見た」とお話していただければ、適用とします。


もう一つは、Photo Park - 写真の眼 です。

3つのテーマもしくはモチーフのいずれかで、作品1点から出展出来ます。展示経験ゼロの方から組写真で作品構成を考えておられる方まで、出展方法が選べます。こちらも、52日までお申し込みの方は参加費が10%割引になります。


どうしてこのような公募やレンタルでの企画募集をするかといえば、多くの才能に出会いたいからと、地元で活躍、活動したいと思われる方のサポートをしていきたいからです。

写真は多くの方が楽しんでおられますが、何か他のアートからすると下に見られがちです。しかも、生い立ちや歴史、ここ数年の技術革新から考慮すると、その方向がアートに向かっているわけではないからです。逆に言うと、それだけ、誰もが扱え、楽しめるものでもあるわけです。

その中で、デジタル化の波は、確実に写真の可能性を以前にも増して広げています。逆じゃないのと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、わずか180年足らずの歴史で、これほどまでに変化を遂げている分野はあまりありませんし、極端な話、現代美術の枠組みの中にあるとも思っています。

表現は文字通り、表し、現れるものですから、現実の世界のものとして、発表しなければ意味のないものになってしまいます。写真を通して、生身の表現をして欲しいのです。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月28日土曜日

写真の面白さ

上々のお天気、気温も上がりそうだし、どこかへ出かけたい気分です。         

カメラを持っている方は、街に繰り出して、はたまた自然の中で撮影をしてみてはいかがですか。普段見慣れているはずの風景でも、何か違ったところを発見出来るかもしれません。これって、記録以外の部分で、カメラが持つひとつの良い点です。

目的なんて無くても良いから、自分の気になったものや引っかかることに、カメラを向けてみる。その後はカメラを通して見えたその瞬間や光景に、指先が反応したなら、自然に写真は撮れているものです。良し悪しは別にして、それがその一瞬に自分自身が感じた何ものかであることは確かなのです。

それらのいくつかの断片が、やがて繋がりを見せ始めるかもしれません。自分自身の撮りたい、表現したいものが見つかるかもしれません。それには、先ずは撮ってみないことには始らないし、そうして写されたものを出来れば客観的に見て、考えることです。

自分自身でも気付かなかった新たな側面が浮かび上がってくるやもしれません。

それも、また、写真の面白さなのだと思います。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月27日金曜日

大型連休前に

いよいよ明日から大型連休の始まりで、いろいろな予定を立てられているのかもしれませんが、もし特に大きな予定もなくのんびりとされているのなら、「仙台アート散歩」を兼ねて、ギャラリーへお越し下さい。去年は震災の影響でそれどころではなかったと思いますが、日常を離れた空間に身を委ね、アートに浸るのも良いのではと思います。

思えば去年もこの時期は休みなしに企画展を行っていました。震災の2日後、313日からほぼ平常通り営業を再開したわけですが、もちろんお客さんは来られないわけで、連休中もそうだった記憶があります。そんな中、何が日常なんだろうと何度となく考えていました。

先に日常を離れた空間と書きましたが、ギャラリー自体そうであって、アートも然り、ある意味日常から遠い存在であるのが現状です。しかしながら、僕自身はそれら全てが日常であるわけだから、ギャラリーとして開けていること自体が、僕にとってのごく自然な日常への回帰だったのでしょう。

カッコつけてとか、みんなに元気になって欲しいとか、そんなことも考えずに、今思っていることを企画として行うことだけを考えていたように思います。今でもそのスタンスは変わらないし、変えようとも思っていません。結果はおのずと付いてくるわけで、それがおもわしくないものだったとしてもね。

成功はいくつかの失敗や後悔の先にあるもので、考えているだけじゃ、それすら経験出来ないまま、しなかった後悔だけが残るかもしれないし、何より、何もないところから形あるものを創ることって、とても魅力あるものだから。

皆さんはどう思いますか。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月26日木曜日

ギャラリーが紹介されてます

「仙台アート散歩」が開催中ですが、その一環として参加ギャラリーの一部が河北新報社夕刊企画の「までぇに 街いま」というブログに紹介されています。幸いなことにうちも選んでいただき、先週あった取材の様子が載っています。


内容は全般的なものですが、他のギャラリーと比較して、なんと素っ気ない外観とくたびれたような僕の姿に少し凹みながらも、ありがたいことだと感じています。

5月で丸3年を迎え、いろいろと考えなければならないのですが、結局のところ、ここでブログを読んで下さっている方や写真やカメラが手放せず、それらに楽しみを見出している愛好家、写真家として自己表現することを糧として、覚悟を持って取り組まれている方、そして写真作品を楽しんで見に来られる方々に頼るしかないのです。

そこで、今僕が出来ることを実際に行うだけなのですが、果たしてそれが正しいものなのかさえ分かっていないような気もします。実際、与えられる何かが無ければ意味もないのでしょうし、受け取る側が本当にそう感じているかなんて分からないことも多いわけですから、時折一人芝居じゃないのと思うことすらあります。

今日のお天気のように、ちょっと暗いですね。

とりあえずは、一歩ずつだな。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月25日水曜日

僕の日常

本会期も中日を過ぎ、最終日56日まで休みなしで続きます。今回の参加者が江口さんも含めて、福島、秋田、宮城県北、県内で仙台市内からの参加が高校生チームということもあるのか、仙台市外もしくは県外からのお客さんが目立ちます。

先ずは知り合いの方が来られるわけで、そうなるのも変わったことではないのかもしれませんが、遠方から電車で来られるのですから、僕としても本当にありがたいと思います。昨日は東京から1名、先週の日曜日には山形から来られたり、参加者と直接的に知り合いでもない方も足を運んで下さっています。

ギャラリーは市北部、といっても仙台市役所から徒歩20分程度ですが、いわゆる商業施設の集まった場所から離れていますから、他に何かのついでにという方は少なく、ギャラリーに写真を見に来る目的の方がほとんどです。知名度的にもまだまだで、非常に分かりづらいところにありますし、なかなか足が向かないかもしれません。

ですから、わざわざ見に来て、特に何の感想も湧かず、帰られることがないように、ひとつひとつの企画展に、手を抜いたり、質を落とすことは出来ないのです。集客を図らなければいけないことは理解しつつも、派手な宣伝やPRに費用を回すよりは、企画に参加してくれる方へのサポートや見に来られる方が少しでも印象に残ったり、写真の可能性や奥深さ、逆に手軽に楽しめるものとして理解してくれる方向へ力を注いだ方が良いと考えています。

日常にアートをといった言葉をあちこちで聞きます。とかく、アートはその姿、形に囚われがちですが、人の表情と一緒で、それらが持つ一部分に過ぎず、むしろ、形に表れないところにその真意はあると思っています。それらは、物質的な豊かさや一個人の欲といったものから離れ、人々の心に自然に残るような文化として成立した時に、初めて日常へと組み込まれるような気がします。

話がまとまらないのですが、いつもそんなことを考えながら、僕の日常は過ぎていくのです。




Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”

2012414日(土)- 56日(日)   
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html




2012年4月24日火曜日

木戸孝子写真展オープニング・レセプション開催のお知らせ

512日から開催予定の木戸孝子写真展 The Ordinary Unseen – Tohoku -において、オープニング・レセプションを行うことが決まりました。ささやかですが、飲み物を中心に準備しますので、是非参加下さるようお願いします。飲み物、食べ物の差し入れは大歓迎ですので、合わせてご協力下さると幸いです。

当日は、もちろん木戸さんも来ていますので、直接お話しされることで、作品や写真についての理解も深まると思います。個人的には、普段とは少し違った雰囲気の中、楽しい時間を過ごして貰えれば良いだけなので、堅苦しく考えずにいつものように作品を見に来ていただく感じで構わないと思っています。

木戸孝子写真展
オープニング・レセプション                                           
2012512日(土)                          
18002000
会場 : カロス・ギャラリー

現在、その他販売アイテムも準備中ですので、決定次第、サイトやブログでお知らせしようと考えています。

エンジェル募集も引き続き行っていますので、ご協力の程、宜しくお願いします。


                                                                                                                                             

Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)       
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月23日月曜日

つまりは、休んではいられないってことだな。

さてと、今日でひといき入れて、その後は連休最終日まで休みなしです。すでに予定を立てている人もいると思いますが、県外の方にも是非お越しいただけると嬉しいのですが・・・、もちろん、県内の方も同様に大歓迎ですから、写真ギャラリーってどういう所と少しでも興味を持たれたなら、気軽にお越しください。

人気投票も予想以上に伯仲しています。知り合いの方が入れたとしても、僕は良いと思っています。身近な人に応援してもらったり、興味を持たれること自体、その人の才能のひとつですから。

そんなわけで、今日中にやれることをやっておかないと、バタバタとしそうですから、かといって焦っても良くないので、ひとつひとつ片づけていくつもりです。

つまりは、休んではいられないってことだな。

                                                                                               

Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html

2012年4月22日日曜日

しつこいですが

昨夜は珍しくなかなか寝付けずに、結局4時頃まで起きていました。polkaもお付き合いをしていたので、今朝はいつもより眠そうな雰囲気です。(もっとも、常にそんな感じなのですが)

Photo Styleと江口敬個展も一週間を過ぎ、お客さんもまだぼちぼちといったところですが、現実から少しだけ離れてアートに触れて欲しいと思っています。

少し前に、被災地にお金を落とすことを書きました。実質的なケアという点で重要なのですが、言った本人がどれほど貢献出来るかといえば、大それたことは出来ないのが現実でもあります。その中で、写真を通して、少しでも心の支援のようなものが出来ればと考えています。

もし、そのような考えを持っている方は、ぜひともギャラリーで発表をして欲しいし、何か企画があればお話しして欲しいと思います。

ひとりではなかなか難しい面はありますが、そのひとりひとりが立ち上がっていかない限り、前には進まないことを誰もが分かっているはずです。

待っています。


Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月21日土曜日

待っています。

昨日書いたようにサイト更新しています。

新企画は、Photo Park - 写真の眼 と言います。テーマ・モチーフ、作品点数と、いろいろと制限のあるので、普段から言っている自由な表現なんて出来ないじゃないと思われるかもしれません。でも、考えようによっては、何か決めごとがあった方がやりやすい部分もあるだろうし、少ない点数でも発表が出来るわけで、渾身の一枚とか数枚の組写真であったり、やりようはいくらでもあります。

要は、発表して欲しいのですね。そして、そういった考えの人たちが集まれる場に、ギャラリーがなって欲しいのです。皆が、仲間意識だけじゃなく、一人の写真家として互いに切磋琢磨しあったり、尊敬を抱いたり、目標と出来る人が身近にいるような、そんな場になれば、何かが変わるような気がするのです。

そんな中から、自分自身の表現を見つけて欲しいし、いつかは個展をと考えている人にとっても、より具体的な目標になっていくんじゃないかと思います。

とりあえず、発表してみませんか。機会はそこらに転がっているものじゃありませんし、この次にと思っていても、また現れてくれる保証なんてないのですから、自分から掴みに行くしかないのです。

待っています。

Photo Park - 写真の眼  /  http://kalos-gallery.com/event/planning.html



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月20日金曜日

新しい企画を出そう

今日は新しい企画を出そうと思っています。またかと思われるかも知れませんが、公募になります。出来れば地元の人が参加されると嬉しいのですが、限定せずに募集します。

以前にも書いていますが、公募するにはそれ自体のブランド力や実績が無いとなかなか集まらないものです。一個人のギャラリーが出来ることといったら、やはり大手企業なんかのそれと比較すると、非常に限られていることも確かです。それでも、これまで行ってきた公募による企画展での作品は、それほど遜色ない質だったとの自負はあります。

初めて展示・発表する方も数多くいらっしゃる中、ある程度のレベルで行うには、それなりの理由はあります。本人の気持ちや意気込みといったものが一番なんですが、先ずは自分自身を解放し、こうでなくちゃとかこうあるべきといったものから自由にしてあげることが必要になります。

その上で、自分が表現したいことをより具体的に理解出来るようにしていくわけです。自分自身で漠然としているものが、見る側に分かるはずありませんからね。ですから、ここまでのやり取りがとても重要で、サポートの大半はこの時間に費やされるようになります。この辺りが他とは違う点かと思います。その後は自然の流れの中で、展示まで進むことが出来ます。

そして、大事なのは展示してからです。個展ではありませんから、他の人の作品を見るようになります。無意識のうちに必ず自分とそれらを比較します。そこからは、単に技術的な部分だけではなく、表現そのものやそこに隠された意思といったものを感じるようになります。これは、展示までに悩み、考えた行為自体が、そんな見せ方、感じ方をさせるといっても良いと思いますし、実際の経験をしたからこそ生まれるものだとも言えます。

百聞は一見にしかずと言われますが、一度の経験の方が、見るよりもはるかに大きな影響や理解を与えるわけです。

もし、自分もそうなりたいと思われた方は、参加してみて下さい。                                                          

いずれにせよ、自分で掴むしかないのですから。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月19日木曜日

今何をして、何が出来ているのか。

ぼちぼちとゴールデン・ウィークの話も出始めているようですが、ギャラリーはその期間は無休でオープンしています。連休というと、お客さんも増えるのではと思われがちですが、実際は旅行に行かれたり、ゆっくりと休まれたりして、普段とあまり変わらないものです。ギャラリーは観光地ではありませんからね。

そんなわけで、いろいろと計画をしている方が多いのでしょうが、もし時間があれば見に来ていただきたいです。他県の方は、是非観光ついでに東北に訪れ、お金を落として行って欲しいです。震災になったとはいえ、まだまだ良いところもありますし、以前に増して、頑張っている方もいらっしゃいますので、テレビやメディアに紹介されるだけではない、本当の姿を見て欲しいと思っています。

地元でも、落ち着きを取り戻し、普通に暮らされている方は、地元で頑張っている人たちに目を向けて、直接的な応援をしてみてはどうでしょう。下世話な話ですが、お金を使ってあげることです。もちろん、自分のために必要なものとしてやご褒美的な使い方でも構わないのです。

今、僕にとって、もっとも怖いことは、よそよそしさと無関心さだと思っています。無関心と書かなかったのは、関心はあるのだけど、周りの状況や制約、他人の眼やお仕着せの常識を気にし、素直にそれらを表せないことも含んでのことです。

とは言え、そんな僕自身、今何をして、何が出来ているのか。

正解はひとつと決まっているわけではないのだから、先ずは自分を信じてあげないといけないんだな。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月18日水曜日

ここでなくては、ここだから

常に身の周りではさまざまな展示会が開かれています。先週から始まった「せんだいアート散歩」のパンフを見ても、30か所以上でなにかしらの展示が行われているわけで、そのほとんどは、そこに見に行ったからといって、生活する上で何かの得になることはないと思います。

ずいぶん否定的な、と言われるかもしれませんが、実際はその通りです。でも、なぜそういったものに興味を覚え、見てみたいと考えるかといえば、損得を離れた価値あるものに触れたいという、人が元々から持つ欲求に他ならないのです。それは、表現する側も同じで、演じたり、発表したりすることで、新しい価値観を見出し、それらを他の人達にも共有して欲しいのだと思うのです。

以前、100人に見せる芝居と1000人に見せる芝居について書いていますが、大元は同じで、スタイルや手法が違っているだけです。うちのようなギャラリーは前者に当たるのでしょうが、大事なことは、ここでなくては、ここだから得られるもの、体験出来るものがないといけないということです。

それは、物質的なものであっても良いのですが、そうではなくもっと大きな豊かさであったり、宇宙の片隅でついぞ目にすることのない貴重なもの、あるいは普遍的な感情を思い起こさせてくれる、そのようなものであっても良いわけです。いわゆる、心を揺さぶられる何かですね。

そんなことを、一地方都市の個人的な場所で行うことに何の意味があるのかと思われるかもしれませんが、やってみなければ分からないし、だからこそ、ここでなくては、ここだからというところに繋がっていくわけです。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月17日火曜日

新しい一週間の始り

新しい一週間の始り。
ゆっくりと休んだので、気分を変えていきたいところです。

木戸孝子さんの個展を来月予定していて、現在準備中なのですが、一足早く、本日から東京、広尾でグループ展として作品がお披露目されます。

Living with photography」(写真とともに生きる)
2012
417日(火)~429日(日)
13:00
18:00、入場無料


その後、伊豆高原アートフェスティバルへの参加と非常に忙しいスケジュールの中の準備になるので、出来るだけ負担をかけないようにしないといけません。仙台では、当ギャラリーでの個展と同時に写真新世紀仙台展への出展がありますから、写真に関して言えば、5月はさながら木戸孝子月間のようになります。

たくさんの人に見て欲しい、それが今の僕の思いです。

そして、写真という誰にでも手にする出来る表現手段をもって、自分自身だけではなく、周りの人々に感動を与えたいと願う人々が、少しでも増えて欲しいと願って止みません。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月16日月曜日

今日はちょっと休憩

4日ほど前から、肩から腕にかけ張りがあり、少々疲れ気味なのかと。

考えれば、考えるほど、ぼんやりとして焦点が定まらない感じもします。                      

初めから完璧さなんて求めていなくても、その足掛かりぐらいは付けたいと思うし、いろんな考えや思いが絡み合ってすっきりとしない部分が増えているのだろうな。

そんなわけで、今日はちょっと休憩。

また、明日からひとつひとつ、絡んだ糸をほどいて行こう。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_1.html


2012年4月15日日曜日

桜の便り

仙台でもようやく桜の便りが聞こえ、今か今かと待ち望んでいる方もおられると思います。

昨日も、ギャラリー内が福島県勢で占拠される中、花見の相談も話題に上がっていて、素直にいいことだなと思いました。震災の影響で、なんとなく自粛や自制といった傾向があからさまに広がっていて、個人的にはいやだなと感じていましたからね。

以前も書いたと思うのですが、東京にいた頃は、桜の名所と言われるスポットが、歩いても行ける距離にあり、割と平日が休みだったこともあって、朝方や午前中のあまり人のいない時間に見に行っていました。元来、人混みが苦手なので、桜の木の下でお酒を酌み交わすなんてことはしませんでした。

今は、名所ではなくて、小さな公園にある数本の桜の下で、ゆっくりと日差しを受け、ぼんやりとしてみたい気分です。特に騒ぎ立てるのではなく、静かに時間が過ぎていく感覚に浸りたい、そんな感じです。もちろん、みんなとワイワイと楽しむことも良いのですが。

さてと、今日は2日目、ギャラリーには桜にも劣らない作品たちが並んでいます。

一足先にこちらも楽しんで欲しいですね。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_2.html


2012年4月14日土曜日

いよいよ今日から開幕です。

いよいよ今日から開幕です。遅ればせながら、「せんだいアート散歩」にも参加になりますので、スタンプラリーをしてみようと思っている方は、市中心からは少し離れていますが、気軽にお出で下さい。初めて来られる方は、場所に迷われると思いますので、近くで電話してもらえれば、それなりの対応をします。あきらめて帰らないで下さいね。

いつも思うのですが、今カメラを手にし、写真を撮っている方は、撮影技術やカメラ性能といった、ある意味客観的評価に基づくものに興味を持つのも大事ですが、自分が他の写真作品、展示を見て、どう感じるか、どう理解するかといった主観的評価を持つ必要があります。

簡単に言ってしまうと、気になる、気に入る、または全然そうでない写真家や作品を数多く見ることが、自分自身が何者であり、何を求めているかの指針になりうるということです。人には好みや傾向がありますから、それらすべてのものから影響を受けるわけではなく、自然に取捨選択しているもので、今までの経験や今ある環境によっても感じ方は変わります。

そこで、変わらないものであったり、これだと思えるものを掴んだ時に、自分の写真が見えてくるような気がします。そして、やがてオリジナリティーへとつながっていくのだと思うのです。

ここには、さまざまなタイプの写真作品があります。

まずは、見に来てみて下さい。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_2.html


2012年4月13日金曜日

次の準備

今日も次の準備をする予定です。と言っても、明日から始まるPhoto Styleと江口敬写真展の準備は済みましたから、5月にある木戸さんの個展に関するものです。この写真展は僕にとってもこれまでとは少し違った意味があります。いきさつや思いはサイトにある通りなので、繰り返し話をするつもりはありませんが、もしサイトを見られていない方は、是非、一度ご覧になってほしいと思います。


僕自身、PRする力が弱いので、これを読んでくださっている方は、いろんな方にお話しして下さることをお願いします。

また、エンジェルの募集もしていますので、ご協力していただけると助かります。いつまで続けるかは未定なのですが、いずれにせよ本会期後は行いませんから、一度でも木戸さんの作品に触れ、何かしらの感動をお持ちになられた方には、そのお力をお貸しください。


なにしろ、多くの人に見ていただきたい、その思いだけが先走りしているのですが、それに充分値するものがあると自信を持って言えるからです。被災地に生き、追い続けてきたからこそ撮れる写真、彼女の中から生まれてきたストレート・フォトを感じて欲しいと思っています。



Photo Style vol.1 同時開催 江口敬写真展 “風渡ル組曲”    

2012414日(土)- 56日(日)
1300190041623日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。


江口敬写真展 “風渡ル組曲” :http://kalos-gallery.com/exhibition/concurrent_exhibition_2.html