今日が最終日。
これといって、変わったことをするでもなく、淡々として時間は過ぎていくのだろうけど、今回改めて感じたことは、サイトにあるイメージをいくら見たところで、現物の質感や雰囲気までは伝わらないということ。
特に絵画だったこともあるけど、写真だってそうなのです。やはり、実際に目の前にある作品を見ることでしか感じることが出来ないものが、確かにあるということです。何を当たり前のことを話しているのと言われそうですが、その当たり前のことを当たり前に気付かされた企画展だったように思います。
人も然り、会ってみなきゃ分からない、話したところでどれほどのことが分かるのかと言えば、勘違い甚だしいなんてことも良くあることです。自ら言葉を持たぬ作品たちが、どれほどの表情を見せてくれて、そこに広がる世界を理解出来るのかなんてことは、そのまま素直に感じられること自体、奇跡に近いことなのかもしれません。
だからこそ、作家は自身の身体や頭を駆使して、奇跡を見たいと思っているわけです。自分を理解して欲しいという感情は、本能に近いのだと思います。でも、それが生活には直接的に関与しない領域で発揮されることは、これまた人間としての奇跡的な行為なのでしょう。
しかも、それは誰に対しても開かれています。
あらゆることを越えて、自分で自由に選択できるものなのですから。
Kalos Gallery presents "on the other side"
早坂智也作品展
“Memento “ -
記憶の種 –
2012年8月5日(日)-8月19日(日)
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
Photo Park - 写真の眼 -
2012年8月26日(日)-9月9日(日)
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
13:00~19:00、月曜日休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
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