先日、polkaを病院に連れて行ったことを少し書きましたが、改めて15年の歳月はどうだったのだろうと考えてみました。正確には3月で15歳になるのですが、川崎のマンションの前で、かわいいんだけどとても痛々しい姿で箱に入っていた様子は今でも覚えています。
今まで引っ越しは2回、その度に部屋の様子は変わるわけだけど、ほとんど外の世界に触れることなく暮らしていることに抵抗は無いのかなと、いつも思っていました。なついているのかさえ良く分からないけど、それほど嫌な態度も示さずに、寝てばかりいるのですから、本人にとってはまんざらではないのでしょう。
ものの本に依ると、15歳というと、人間では90歳に当たるとのことで、歩くのもままならなくても不思議ではないのですが、一向にそんなそぶりは見せず、時折ぴょんぴょんと跳ねまわっている姿を見ると、たいしたものだなと感じ、何となくこのまま永遠に続くのではないかという錯覚さえ覚える時もあります。あり得ない話なんですがね。
人間にしてみれば、病院に行くことぐらい当たり前のことで、どこかにガタが来ているはずだし、実際僕でさえそう感じる時もありますからね。体重が3,400gとやや小ぶりな上に、目ん玉だけが大きくて、じっと見つめられていても、何を考えているのかさえ分からないけど、その瞳からは生きているんだぞというような力を感じるよね。
ここにいるのが当たり前って、思っちゃいけないのだろうな。
きっと、そうなんだよ。
Hope for tomorrow 写真展 “Chapter-2”
2013年1月19日(土)- 2月11日(月・祝日)
13:00~19:00、月曜日休廊(最終日は除く)
13:00~19:00、月曜日休廊(最終日は除く)
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)